2006年11月2日木曜日

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駅 - station -

 


駅。
そこは、鉄路と鉄路が交わる駅。
毎日、十数万もの見知らぬ人が、ほんの一瞬の時間を共有するジャンクション……つまり、結節点。
行き交う人々は、お互いが誰であるか知らない。

今日も人々は、その駅にいる。
スーツを着こなすサラリーマン。
学校帰りの中高生。
これから、遠く離れた家に戻る女性。

日が暮れてきた。
夜の帳が降りるとともに、駅はその雰囲気を少しずつ変え始める。
せわしなく家路を急ぐサラリーマン。
元気いっぱいの塾帰りの小中学生。

カップ酒を片手に、耳に赤鉛筆で新聞に見入るおじさん。
見るからに派手な装いのお姉さんは、これから仕事なのだろうか。
遠くにいても、強烈な香水の匂いがする……ことはあり得ない。
なぜなら、その駅はすでに焼肉の臭気に、完全に取り込まれてしまっているのだから。

  *

以上、焼肉のメッカ、鶴橋駅からお届けしました。スタジオの中山さんにお返しします♪

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