2007年1月2日火曜日

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独裁者たちへ!!

 


いや~、正月って言うか、正月休みはいいですね。まとまった時間が取れるので、2005 年の大晦日に録画した「戦後 60 年 歴史を変えた戦場(再放送)」なんかを、ようやく見ることができました(一年越し)。

「相変わらず飽きもせずにドキュメンタリー番組ばっか見てるのね」ってことなんですが、うーん、全くその通りですね。いやー、テレビって基本的には番組ごとの視聴コストもかからないし、やっぱ、まだインターネットよりは信も置けますからね。もちろん、人間というか法人の著作物なので、何かしらのバイアスがかかっている可能性は常に留意しないといけないのですが、それは何でも同じですからね。

おすすめは、やっぱり海外テレビ局が作成したドキュメンタリーですね。BBC なんかが作成した番組は、映像効果も凝ったものが多く、なかなか楽しいですよ。技術的には日本も決して引けを取らない筈なのですが(あるいは、上を行っているか)、「映像の見せ方」においては海外、特にヨーロッパのテレビ局が作成した番組のほうが楽しいんですよね。

J SPORTS がローカライズしている筈の WRC(世界ラリー選手権)の映像なんかも、ヨーロッパ人のクルーが編集した映像のほうが、やっぱり楽しいんですね。言葉に表せないのがもどかしいばかりなのですが、エフェクトのかけかたにリズムがあって、それが素晴らしいのですよ。

ふつーに見ると車が猛スピードで走っているだけの筈が、ちょちょいと編集することで、めちゃくちゃリズミカルなミュージックビデオのようになっちゃいますからね。この辺の映像処理のテクニックも、まだまだ日本は学ぶべきところが多いと思うのです。アニメについては、やっぱ日本がトップクラスだと思いますけどね!

それでは、今日もいつものこのコーナーから。

前回の傾向と対策

それではお伝えします。

「沢山三樹の『視点・論点』」ですが、沢村一樹扮する「沢山三樹」につきましては、「謎のホームページ サラリーマンNEO」の「コントを読む」をご覧ください。「コントを読む」は、「あすを読む」そっくりの演出で、「コント解説委員」の沢山三樹が、直前に放映されたコントを淡々と解説するという、なかなかシュールなコーナーでした。ちなみに、次項の「よく見る風景」もお薦めです。

以上、傾向と対策のコーナーでした☆

ありがとうございました。次は、今日の本題です。

意見の一致

手抜き…… というわけでも無いのですが、昨日に引き続き、早坂隆の「世界の日本人ジョーク集」に納められたネタからひとつ。微妙に文面を直していますが、まぁいいですよね?

「経済に関して確固たる持論を持つマルクスケインズが、偶然あの世で出会い、激論を戦わせた。どう考えても二人の意見が一致するところは無かったが、『自分の理想を体現した国家はどこか?』という命題においてのみ、二人とも『日本』と答え、意見の一致を見た」

マクロ経済学」の父であるジョン・ケインズと、「資本論」「共産党宣言」を著したカール・マルクスの間には、ソ連とアメリカ、あるいは南北朝鮮の違いに匹敵する思想的な溝がある筈なのに、お互いが「『日本』がモデルケースだ」と言い切ったところがミソなわけです。

日本経済は、どちらかと言えばケインズの考え方に近い形で発展してきたのかな、とも思うのですが、日本を「近代史上もっとも成功した社会主義国』」と評する向きもあるわけで、こういった評を頭に入れたならば、前述のジョークは、より笑えるものになるかと思うのです。

フルシチョフ同志の罰?

続けて、名越健郎の「独裁者たちへ!!」に収録されている(とされる)ジョークをひとつ。これは悲しいことに「必笑小咄のテクニック」からの孫引きなんですが、「独裁者たちへ!!」の入手が困難なので、許してください……(誰か、安く譲ってくれないかなぁ)。

「天寿を全うしたブレジネフ書記長は、当然の成り行きとして地獄に落ちた。入り口のところで地獄の職員が待ちかまえていて、注意する。
『ブレジネフさん、地獄に来た以上、必ず罰を受けなければいけません。書記長とて逃れるすべはありません。ただし、どんな罰を受けるかは、選択できる仕組みになっています。自分で見て選びなさい』
そう言われてブレジネフは、地獄を一通り見学した。すると、レーニンは針の山でもがき、スターリンはグツグツ煮えたぎる釜の中で悶えていた。ブレジネフは思わず身震いをしたほどだ。
ところが、なんと向こうのほうでは、フルシチョフマリリン・モンローと抱き合っているではないか。ブレジネフは手を叩いて叫んだ。
『これだ。わたしにもフルシチョフ同志と同じ罰を与えてもらいたい』
地獄の職員が言った。
『とんでもない。あれはフルシチョフではなく、マリリン・モンローが受けている罰ですぞ』」

つい完璧にコピペしちゃいましたが、著作権法上認められた正当な範囲での「引用」ということで目をつぶってもらえたら……。といったことはさておき、これは他の本にも引用されている、かなりの傑作です。

まぁ、この手のジョークで原著作者が明白なものは少ないと思うので、「大丈夫じゃないかな~」という甘い期待もあるのですが。法律は専門外なので、ヤバそうだったらこっそり教えてください。

残念ながら、私も完全に同時代をリアルタイムに生きたわけではないので、どの程度理解しているかは怪しいのですが、旧ソ連の最高権力者の中で、レーニンやスターリンと比べると、フルシチョフのほうがまだ「話ができる」印象があるので、それも加味して「ちょっとだけおいしい役回り」になっているのかな、と思ったりもします。

旧ソ連の「輝かしい」歴史

旧ソ連の最高権力者と言えば、「『ハゲフサフサの法則」は有名ですね。ウラジーミル・レーニンに始まってウラジーミル・プーチンに至る(あ、二人ともウラジーミルでしたね)お歴々を見てみると、交互に「ハゲ」と「ふさふさ」になっていると言う……。

順に追って見ていきましょうか。レーニンスターリンフルシチョフブレジネフアンドロポフチェルネンコゴルバチョフエリツィンプーチン となるのですが、スターリンやブレジネフ、チェルネンコとエリツィンの頭髪が豊かだったのに比べて、その他の方々は、ゴルビープーチンのような感じだった、ということで。

中でも、この連鎖の最大のピンチは、ちょうど先のジョークのタイミングの、ブレジネフが死去した時だったのですが、チェルネンコを抑えてアンドロポフが書記長に就任したことでこの「輝かしい歴史」が守られたのです。

結局、アンドロポフは書記長就任後わずか二年で、70 歳で世を去ることになります。アンドロポフの後を継いだのが「ふさふさ」のチェルネンコだったわけですから、世の中良くできてます(そうなのか?

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