2007年1月28日日曜日

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京都議定書の定義するところの排出権取引とは

 


「脱エロ宣言」実現への遠い道

田中康夫を見習って、「脱エロ宣言」を行ってはみたものの、やはり色々と気になることはあるものでして……。

さて、イタリア人のミュージシャンで "Eros Ramazzotti" という男がいまして、その名もずばり "Eros" というベストアルバムを出しているのですが、何故に「エロス」などという名前を名乗っているのでしょう……。決してイタリア人に多い名前では無いはずなのですが。

ちなみに、この "Eros" ですが、"Terra Promessa" を始めとする軽妙なイタリアン・ポップスから、Andrea Bocelli とのデュエット曲 "Musica E'" のような壮大な曲感のものまで幅広く、なかなか悪くないです。今、ひさしぶりに聞いているところなのですが、Eros Ramazzotti の歌声って、私には Phil Collinsイタリア語で歌っているようにも聞こえてなりません。皆さんはいかがでしょう?

Pernod Ricard は、元はと言えばフランスの酒類メーカー

そうそう、"Ramazzotti" と言えば、イタリアではそこそこメジャーな酒類メーカー(Pernod Ricard Italia S.p.A.)らしいですね。その Web サイトである http://www.ramazzotti.it/ にアクセスすると、

The access to this site is reserved to those of legal drinking age in their country of residence. Please enter your year of birth:

などと表示され、生年をドロップダウンリストから選択する必要があります。仮に「1999 年」で試してみたところ、"Hai meno di 18 anni non puoi entrare" という警告が……(「18 歳以下は入っちゃダメよん」という意味ですね)。せっかく "The access to this site is……" と、英語で案内しているにも拘わらず、肝心のアラートがバリバリの「イタリア語」なあたりに、ラテンのお気楽な気質を感じずにはおれません。イタリア人はみんな B 型なんでしょうか(B 型の人にもイタリア人に対しても失礼

前回の傾向と対策

それではお伝えします。

アルビン・トフラー」は、「未来学者」との異名を取る評論家作家です。その著書「第三の波」は広く知られていますが、その中でトフラーは「農業革命による農耕社会」「産業革命」に続く「脱・産業社会」という波を予言しています。ちなみに、「第 4 の波」として「エロい力の発見」を予言するようなことは一切していませんので念のため。

ロバート・カーシュナー氏」は、え~……、天体物理学者だそうなのですが、実のところ、私には良くわかりません(おい)。いわゆる「自然界に存在する 4 つの力」だけでは宇宙論を展開する上において矛盾が生じるとして、「第 5 の力」が存在する可能性を述べているらしいのですが……。とりあえず、それが「エロい力」で無いことだけは間違いないです。

日満議定書」は、1932 年 9 月 15 日に、日本国と、いわゆる満州国の間で調印された議定書です。詳しくは Wikipedia の記事をどうぞ。

以上、傾向と対策のコーナーでした☆

昨日に引き続き、京都議定書の話

さてと。京都議定書の話でした。議定書では、温室効果ガスを削減するにあたっての、いくつかのメソッドが定義されているみたいですね。具体的には「クリーン開発メカニズム」「吸収源活動」「共同実施」「排出量取引」といったものがあるようなのですが、いくつか、なかなか面白いチャレンジがあるように思われます。

酒と泪と男と女(違う

確か、昨年だったと思いますが、NHK は「同時 3 点ドキュメント」というシリーズものを企画していて、その中の第 4 回として、「煙と金と沈む島」というものが放映されました(放映されたのは、去年の 4/30 だったようですね。私が見たのは確か今年に入ってから……。orz)。

番組の内容は、リンク元を見ていただければ一目瞭然なのですが、(1) 海面上昇による国家水没の危機に見舞われている南太平洋の島嶼国家ツバル」(余談ですが、ツバルは .tv ドメインの持ち主としても有名ですね。もっとも、ツバルの人々がドメインを使うことなど滅多にないので、レジスタラーの機能ごと売却して、国家予算の数年分?とも言うべき見返りを手にしたようですが)、(2) 経済成長に伴う電力不足を補うために、石炭の増産を急ピッチで進める「中国・重慶」(おお、「ちょんちん」で変換できるとは偉いぞ ATOK)、そして (3) 排出権の売買で一儲けを企む「アメリカ・ニューヨーク」の 3 箇所に、同時にカメラを据えて取材したものです。

まぁ、ツバルの水没危機などは、かねてから言われていた話なので、決して目新しさは無かったのですが、「排出権取引」という仕組みはまったくわかっていなかったので、目から鱗がポロリいや~んという感じでした。

この仕組みは、まさにアメリカが逃げ出した京都議定書に示されているメソッドそのものなのですが、それを使って金儲けしようというのですから、さすがは鉄面皮なアメリカ人です(笑)。

「排出権取引」とは

さて、この「排出権取引」はどういう仕組みかと言いますと、例えば日本なんかは、京都議定書では 1990 年対比で 6 % の排出量削減が目標とされています(遅くとも 2012 年までに達成すべきものとして)。もちろん、我々の努力の結果、6 % 削減できればそれに超したことは無いのですが、それができない場合は、他の国・企業が行った「削減成果」を買い取ることで、自国の削減成果に組み込むことが出来る、という仕組みです。

この発想自体は悪くないと思うのです。特に日本のように、エネルギー効率の良い内燃機関などを以前から作っている国にとっては、テクノロジーの革新によって削減できる温室効果ガスの量はしれているわけで、それならば、お隣の中国のような、温室効果ガス垂れ流しの国のプラントにちょいと出資して、ガスの排出量をサクっと削減してやれば、それだけで自国の「成果」としてカウントできますし(「共同実施」)、あわよくばこの「成果」として得た「排出権」を、別の国に高値で売却することができたならば、ボロ儲けできるわけですから。

日本人は何をすべきか

見方によっては、先進国から発展途上国にお金が流れる仕組みができるわけで、これも、地球温暖化の元凶が、一部の先進国によるところが大きいという現状を考えると、理に適っていると言えるでしょう。さらに日本は、クルマの「省燃費」にかけては、世界一とも言えるテクノロジーを有する国ですから、これらのノウハウを切り売りして、その成果を「排出権」として転売できればウマーということで。まぁ、どこまでうまく行くのかは、私にはさっぱりわかりませんが……。

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