2007年2月11日日曜日

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飛鳥の地にコウノトリは舞い降りたか

 


本日は、内容を変更してお届けします(は?

えーとですね、実は、今日の分のアーティクルは既に書き終えてしまっているのですが、より「今日」という日に相応しいネタがありそうな気がするので、急遽内容を差し替えてお送りします。

なお、本日 Post 予定だったアーティクルは、当然、明日以降に使い回す予定です。

今日は「紀元節」です

えー、本日は「紀元節」こと、「建国記念の日」です。「紀元節」は、かつての「四大節」のなかのひとつで、他には「四方節」(今で言う「元日」)、「天長節」(「天皇誕生日」)、「明治節」(明治天皇の誕生日:今で言う「文化の日」)があります。

「紀元節」(現在で言う「建国記念の日」)は、記紀における初代天皇とされる「ハツクニシラススメラミコト」こと「神武天皇」が即位した日だ、とされます。私はてっきり旧暦の正月2 月 11 日という単純な図式があるものだとばかり考えていたのですが、実際には Wikipedia の記事にあるように、日本書紀の記述「辛酉年春正月庚辰朔」を元に算出されたものだそうで。

何かと「御用記事が多い」との印象がぬぐえない「日本書紀」ですが、こうやって真剣に研究すると、それっぽい記述にたどり着けるのですから、なかなか面白いものですね(あ、でも、これが「真実だ」などとは言う気はありませんよ。「ウソだ!」と断言する気もありませんが)。

前回の傾向と対策

それではお伝えします。

周瑜」(昨日のポストでは、字を間違えていました。周瑜さん大変失礼しました。なお、既に修正済みです)は、2~3 世紀の中国(後漢末期)で、呉の孫策・孫権に仕えた智将です。その音楽通ぶりは広く世間にも知られていたようで、「曲に誤り有り、周郎顧みる」(演奏にミスがあれば、周瑜が振り返る)などと言われていたそうです。

以上、傾向と対策のコーナーでした☆

今日という日は、古代史のロマンに浸る日ではなく……

さて、わたくしが、藤原京の跡地(のかなり端っこ)に居を構えていることは、ごく一部のマニアの方はご存じかと思いますが、いわゆる「神武天皇」が新暦の 2/11 に即位をした場所も、同じく藤原京の跡地(のやや端っこ)にある、とされています(所詮、比定地は比定地。鵜呑みにするわけにもいきませんが、疑ってかかってもしょうがない(笑))。現在では、「橿原神宮」として知られる場所です。

で、我々にとって「この日」とは一体何なのか。と言えば、「右翼の街宣車が集結する日」なんですね……。orz そう、右翼の方々にとっては、とても「おめでたい日」なものですから、その、まぁ、色々と活動をなさるわけです。ま、うちからめっちゃ近所なわけでもありませんし、幸い「交通の要衝」でも無いところなので、下手に渋滞を引き起こしたり、といったことは、そんなには無いのですけどね。

むしろ、ダイヤモンドシティアルル」への入場待ちの車による渋滞のほうが恒常化していて、よっぽど厄介です。

2667 年前の今日、神武天皇が即位したと言うらしいのですが……

話を元に戻しますと、神武天皇が橿原某所で即位したのが「紀元前 660 年」とされています。神武以降の、具体的には綏靖安寧懿徳孝昭孝安孝霊孝元開化の八代の天皇は「欠史八代」と言われ、その実在を疑問視する向きもあります(この程度のことは、歴史の授業で習いましたよね?)。

ちなみに「欠史十代」という概念もあるのですが、これにはかの「ケータイ天皇」じゃなくて継体天皇や、敏達用明崇峻推古といった、少し後の時代の、そこそこメジャーな天皇が対象で、「欠史八代」とは全くの別物ですのでご注意下さい(って、私も今日初めて気づいた(笑))。

飛鳥の地にコウノトリは舞い降りたか

欠史八代の実在を疑問視する根拠として最初に挙げられるのが、その在位年の異様な長さでして、例えば第 6 代の孝安天皇に至っては、その在位期間は 102 年にも及び、137 歳(日本書紀)または 123 歳(古事記)の長寿であったとされています。孝安の崩御を機に即位した、その長子たる孝霊天皇の在位期間も 76 年で、128 歳(日本書紀)または 106 歳(古事記)の長寿であったということは、計算すると……。

仮に、「古事記」の記述に則ったとすると、長子・孝霊は孝安 90 歳の時の子となります。不妊治療などの技術が未熟だった当時、天皇といえども、なかなか子宝には恵まれなかったということになりますね……(え?

次回(←いつだよ)予告

欠史八代における年紀引き延ばしの謎と壇君神話に見られる東アジアの歴史的パワーバランス」という題名で一本行こうかと思っていまして、ネタふりも含めておいたのですが、とても書ききれるボリュームではないので、また、そのうち、忘れた頃に書こうかと思います。期待…… されても困ってしまうのですが、どうせ誰も期待していないでしょうから、まぁいいか。

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