2007年2月24日土曜日

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知らぬが仏蘭西、墺太利

 


たかが紙切れ一枚(とは限らない)だけど

私がライナーノートを読まなくなったのは、いつからでしょうか(知るか)。「ライナーノートって、それ食えるのか?」って方はいらっしゃいませんよね。CD に入っている紙切れのことです(こらこら

いえね、別にライナーノートを否定するつもりは更々ブライトマン、もとい、更々無いわけでして、実際に今日のように、手にとって読み耽る日もあるわけです。ただ、CD を買った直後に、まずライナーノートに手を伸ばす、ということは、いつの日からか無くなりました。

お見合いか、自由恋愛か(ぇ

ま、理由は単純でして、できるだけ先入観を持たずに音楽を聴いてみたい、というだけのことです。もう少し掘り下げて言うならば、「ライナーノートに毒されずに」といったところでしょうかね。当たり前の話ですが、その CD のライナーノートには、そのアーティストの良いことしか書いていません。

例えば、デビュー作が何枚売れただの、やれウェンブリーでライブを開いただの、さいたまスーパーアリーナを貸し切ってお膳を積み上げてみただの、橿原文化会館の大ホールで島田洋七がトークショーをやるだの、「こいつは凄いんだぜ!」的なアピールが並んでいるわけですが、たとえ些細なことであっても、人間、悲しいことに、いったん情報を脳にインプットしてしまうと、どうしてもその影響から逃れ得ないことがあるように思うのです。ヅラ…… ではなく桂さんもおっしゃったように、「知らぬが仏」という言葉は、いみじくも人間の悲しい佐賀を、ではなくて性(さが)を如実に現しているように思われるのです。

どうでもいいことなのですが、「知らぬが **」と表示されると、ちょっち違和感がありますね。旧字体は味わい深いものが多くて嫌いではないのですが、実体を伴わない概念的なものとしての「ほとけ」は、新字体の「**」のほうが、なんかしっくり来ます。

前回の傾向と対策

それではお伝えします。

「沖野ヨーコの 4 分間クッキング」は、「名探偵コナン」が元ネタです。漫画家の沖野ヨーコさんとは直接の関係はありません(間接的に関係はあるわけだけど)。

「口蹄疫」については、Wikipedia の記事をご覧下さい(←逃げたな

以上、傾向と対策のコーナーでした♪

ライナーノートは「答え合わせ」

さて、何の話だったでしょうかね(知るか)。そうそう、基本的にライナーノートを読まない私が、たまにライナーノートに読み耽るのはどういうシチュエーションか、という話をしていたのでしたね(まだそこまで話してない)。

例えば、Il Divo の "Ancora" というアルバムの 3 曲目に収められている I believe in You という曲が密かに(いや、おおっぴらに?)お気に入りなんですが、野太い…… いやいや、甘さと重厚感を兼ね備えた素敵ヴォイスの男声 4 人組にたった一人で張り合っているこの姉ちゃんは誰なんだろう? という疑問が生じたタイミングで、初めてライナーノートに手を伸ばすわけです。そこで、この姉ちゃんが実はセリーヌディオンだったことに気がつく、という寸法です。

ま、このケースだと「セリーヌ・ディオン」という大物だったことがわかったので、「ああ、やっぱりね」で終わるわけですが、これが例えばあまり聞いたことのない名前だったりしたら、「一度聞いてみようかな?」という気になるわけですね。最近だと Adam WatkisEva Cassidy ですかね。

正対して聴く曲、寝転がって聴ける曲

夭折の女性歌手 Eva Cassidy の "Over The Rainbow" は、オリジナルの灰汁がきれいさっぱり抜けきって、とっても落ち着いた時間を届けてくれます。意識(頭脳?)へのアピールが控えめなので、ものを考えるとき(文章を考えるとき)なんかにいいかも知れませんね。

微妙に話がずれてしまったので、もともとの話に戻しますと(そもそももともとの話って何よ?)、「ライナーノートを読まずに音楽を愉しむことで、レッテルに左右されずに、ホントに好きな音楽を見つけられますよ」ってことでしょうかね。おのれの審美眼(それは目だよ)…… じゃなくて眼力目だって)…… でもなく、耳に、というか、自分の感性だけを信じて音楽を聴いてみるのも、大人の愉しみ方かな、なんて思います。

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