2007年4月8日日曜日

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LOHAS な地球は性教育から(ぇ

 


世界の越境事情

ネタは熱いうちに打て、ということで。

アフリカーナがヨーロッパに密航する際のメインルートとして、スペイン領カナリア諸島がターゲットになっている、という話を、4/5 の記事でご紹介しました。彼らが行っていることは、あくまで「密航」で、難民では無いのですが、その背景は「今のままアフリカにいても食っていけない」というものが多いようですね。

まぁ、彼らの苦境は、日本のような「好況」「不況」といったものではなく、構造的なものなので、しょうがないと言えばしょうがないのですが……。

乳幼児生存率の向上が意味するところ

最近……と書きかけて、念のため調べてみたら 2/26 の記事だったので少々驚いたのですが、それはともかく、ビタミン A の経口投与だけで、乳幼児の死亡率を劇的に低下させることができる、という話題を(2/26 の記事で)書きました。ほんのちょっとのことで、人の命が救われるのですから、人道的にはとても良い話なのですが……。

乳幼児の生存率が上昇した結果、南アジアやアフリカなどで爆発とも言うべき勢いで人口が増加し続けている反面、日本や韓国は出生率の低迷が続き、日本はついに人口動態が「減少」に転じるという異常事態に陥っていることも皆さんご存じかと思います。日本の未来は、世界が羨む超高齢社会になることが予想されるわけで、加護ちゃんもあと 50 年ほど経てば年金生活が見えてきます(だからどうした

このように(どのように?)、人口構成比がいびつになることが予測される日本は、今後、外国人労働者の受け入れを、より積極的に行わざるを得なくなると考えられます。中でも、超高齢社会が到来するとともに、「介護士」の不足が顕在化すると考えられ、フィリピンなどからの受け入れが増加するものと見られます。

日本は、20 世紀の東アジアにおいては奇跡的とも言える経済発展を遂げ、世界でも有数の「持てる国」となったわけですが、その国内において、「外国人労働者」のプレゼンスが増大するというのは、何とも皮肉なものですね。

できちゃった。できちゃった。また、また、できちゃった。

さて、「食えないアフリカーナ」の話に戻りましょうか(脱線長すぎ)。アフリカと言えば、デスメタル……じゃなくてレアメタルなどの天然資源に富む南アフリカ共和国や、TAMOIL に象徴される「オイルマネー」が潤沢なリビアなどの一部の国を除いて、極めて貧しい印象があります。上下水道の整備などは当然行われている筈もなく、衛生面での問題も大きいため、乳幼児死亡率は高い水準になっています。

また、事の是非は別として、子供も立派な労働力として考えられています。そういった意味では、子供ひとりあたりにかけるコストは、先進国とは比べものにならない位に低いものと考えられます。

男尊女卑に見られる封建的な価値観や、娯楽の欠如も相まって、夜になると「子作り」しかやることがない、ということも多産傾向に拍車をかけているわけですが、「避妊に関する知識の欠如も、重要な因子のひとつとして見るべきでしょう。

乳幼児の死亡率は低くないとは言え、結果として、両親の実入りに見合わない数の子供を抱えてしまい、十分な教育はおろか、住むところ、食べるものにすら事欠くことになってしまいます。そういった子供たちが、長じて密航を図る、という構造になっている、と考えられます。

日本においても「たわけ」という言葉がありますね。これは、親の財産を、多くの子が分け合うことで、結果として子供ひとりあたりの取り分が少なくなってしまい、共倒れしてしまう、という様から、「愚かなこと」という意味で使われる言葉です。

LOHAS な生活は性教育から(ぇ

日本を始めとする先進国が、子供ひとりあたりにかかるコストを冷徹に計算して、いわば自主的な「産児制限」を行っているのに対し、いわゆる「第三世界」各国(ん、これってもしかして死語?)が、「決して計画的とは言えない多産」を背景に、先進国に流入してくるという構図は、石原都知事ではなくても納得がいかない心境になるのは、私も何となく理解できます。

エイズを始めとする性感染症の予防にはコンドームが有効ですが、そういった観点だけではなく、「意図しない多産の抑制」という見地からも、人口爆発地域におけるコンドームの配布、および避妊教育を行うことが、「地球の持続的かつ安定した成長」のためにも、今、必要とされているのではないでしょうか。

何、新聞の読者欄のような論調になってるんだか……(笑)。

それよか、「越境」の話はどこ行った?

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