2007年6月16日土曜日

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北のほうの国から

 


万物は流転する(それは別の人

昔々、アルフレッドウェゲナー(英語風発音。実際には「アルフレート・ヴェーゲナー」と発音すると「それっぽい」らしい)というおじさんがいました。科学好きの少年少女だった方は、「うん、知ってるよ」って思われるかもしれませんね。いわゆる「大陸移動説」を初めて提唱したおじさんですが、本職は気象学者だったらしいですね。義父(つまり、妻の父)はかのウラジミールケッペンだったそうですし。

ちなみに、ケッペンって何やった人でしたっけ?(ぉぃ

さて、そのウェゲナーが「大陸移動説」をひらめくきっかけとなったのが、「一枚の世界地図」だったというのは有名な伝説ですね。トイレに貼ってあったのかどうかは今となっては不明ですが、アフリカ大陸西岸の海岸線と、南アメリカ大陸東岸の海岸線が、あまりに似たラインを描いていることに気づき、「もとは一つの大陸で、それが引き裂かれて現在の形になったのではないか」という発想に至ったのが、そもそもの始まり、とされていますね。

ウェゲナーが、「大陸移動説」を初めて世に問うた時は、「あまりにも荒唐無稽」だとされ、異端視されていたのですが、現在では「プレートテクトニクス(理論)」の発達とともに、ウェゲナーの「発想」は、結果的には「卓見」であったと評価されていますね。

北のほうの国から

さて、トイレにて世界地図を眺めていたわたくし。大西洋の北の外れに「アイスランド」という国があることは、皆さん良くご存じのことでしょう。アルペンスキーヤーの「ビョエルグビン・ビョエルグビンソン」のことなどは誰も知らないでしょうが(わはは)、歌手の「ビョーグ」であれば、知っている人も多いでしょう。首都は「レイキャビク」ですが、これは「世界で一番北に位置する首都」らしいですね。

北のほうにある首都」と言えば、まっさきに思い浮かぶのが「モスクワ」ですね。そして、今や首都ではありませんが(というか、首都だったのはかなり大昔)、旧「レニングラード」こと「サンクトペテルブルグ」は、モスクワよりもさらに北(北西)だった記憶があります。

そして、サンクトペテルブルグのすぐ近所にあたるのが、フィンランドの首都「ヘルシンキ」ですね。また、バルト海の先にはスウェーデンの首都「ストックホルム」や、ノルウェーの首都「オスロ」があります。これらの中では、ヘルシンキがかろうじて北緯 60 度越えを達成していますね(「達成するものでも無かろう

北国番付

ところが、アイスランドのレイキャビクは、堂々の北緯 64 度越えを達成しているわけです。まさに断トツの位置づけと言えましょう(どうでもいい)。ちなみに、北緯 64 度と言うと、ノルウェーのトロンハイムよりもやや北、となります。ちなみに、「不凍港ナルビクや、ロシアのムルマンスクは、北緯 68 度より北ですから……。上には上がいる、ということですね。

さて、アイスランドは、プレートテクトニクスで言う、プレートとプレートの裂け目、というか、プレートが新たに生産されている所にあたります。要するに、地底からマントルが吹き出している、といった感じのところですね。当然のことながら、火山活動も活発で、温泉の類も多いわけです。そういった地質学的な宿命を逆手に取り、アイスランドでは地熱発電も盛んだと聞きます。アイスの国なのに地熱がほっかほか、というのも何とも変な話ですね。

そもそものきっかけは

ああ、なんでこんな話題になったのか、お話ししていませんでしたね。えーと、昨日、ベートーベンのピアノ・ソナタ「月光」・「熱情」・「悲愴」の CD を買ったのですね。演奏がウラディーミル・アシュケナージだったのですが、アシュケナージはロシア出身で、今はアイスランドのレイキャビクに居を構えているそうで。そんなこんなで、アイスランドについて、ちと語ってみました。

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