2007年7月9日月曜日

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「小沢一郎」と「石田三成」考

 


コ○トを読む(違

今晩は。混迷する国内外の情勢を独自の視点から鋭く読み解く、Bojan International Official Weblog 2.0 の時間がやって参りました(いつの間に)。本日は、自らの政治生命をかけて参院選での勝利を目指す、民主党党首の小沢一郎氏にスポットを当ててお送りします。お相手は、コント解説委員Bojan さんです。どうぞよろしくお願いします(ぇ

えーと、いきなりワケのわからぬ書き出しで始めましたが、どうにもコレ!と言ったネタがそんなに無い皆無じゃないのね)こともあり、今日は民主党の小沢さんに出馬願いました(違うだろ

「小沢一郎」を考える

実はわたくし、「小沢一郎」という政治家が結構好きでして。ポイントは、好きかキライか、というレベルで言えば「好き」なんですが、政治家としてどの程度評価しているかと言うと、これまた全く、というのはあまりに失礼ですけど、正直、あんまり評価していないんですね。アイディアは面白いんですけど、結果というか末路が、ね……。まぁ、これは世間一般の評価とも、ある程度はマッチすると思っています……。

「石田三成」を考える

小沢の人物評をあえて行ってみるならば、私は、「石田三成」に似ているんじゃないか、と思うのですね。ご存じの通り、豊臣秀吉が任命した「ゴレンジャー」……じゃなくって……えーと……「五奉行」の筆頭(だったか、もしかしたら事実上の筆頭?)で、関ヶ原の合戦では「豊臣方」と目された西軍の(事実上の)総大将を務めた人物です。

結果はこれまたご存じの通り、三成率いる西軍は、小早川秀秋の裏切りや、総大将・毛利輝元の別働隊(総大将が別働隊を率いてどうする、という指摘もありますけど)との連携不足もあり、わずか一日でぼっこぼこにやられて敗走という、悲惨なものに終わります。三成はその後捕らえられ、京都の六条河原にて斬首刑に処されます。

「三杯の酢」じゃなくて……。サンライズでもなくて……

石田三成の逸話としては、「三杯の茶」の話と「柿を断った」話が思い浮かびます。どちらも史実かどうかは怪しいですが、三成の人物像を描き出す上で効果的な内容です。

三杯の茶」の話はと言いますと、三成がかつて寺の小僧だった頃、遠駆けをしていた豊臣秀吉(当時は長浜城主)に出会います。秀吉は三成に「小僧、茶をよこせ」と命じ、三成は「ぬるいお茶」を献上します。

馬上で息が上がっていた秀吉は、一気に茶を飲み干すと、「小僧、もう一杯だ」と、再度三成に茶を要求します。三成は、今度はやや暖めた茶を差し出します。

秀吉は、三度三成に茶を求めます。すると今度は、飲み頃に熱された茶が用意されます。秀吉は訝しげに三成を質したところ、三成は「息が上がっているときは一気飲みするでしょうから、熱いお茶は良くないと思いまして」と答えた、という話です。三成の才気を如実に示すものとして、この逸話は良く使われますね。

ちなみに、この「物語」は、どうも後世(江戸時代)の作だそうです。とは言え、なかなか良くできていますね。

柿を断る

もう一つは、関ヶ原の合戦に敗れ、囚われの身となりさらし者とされていた三成に対して、誰か(誰だっけ?)が柿を差し入れたところ、三成は「柿は身体に悪い」と言って断った、という話です。遠からず六条河原の露と消える運命と知りながら(もっとも、最期の時まで脱走の機会をうかがっていたのかもしれませんが)、自らの信念を貫き通す、三成の愚直さが現れているように思えます。

頑張れ、愚直な男どもよ!

私の、小沢に対する見方も、とても石田三成とかぶるのですね。小沢も、その才能は当代一流だと思うのです。ただ、時宜を得られず、また、大衆の支持を広く得ることもできなかったのではないかと(もちろん、まだ選挙前だから、下手なことを口にしてはいけないのですが)。

現代の日本において、選挙権を持つもののうち何割が、きちんと各政党の主義主張や政策を理解して投票しているかを考えると、小沢が気の毒に思えてきます。そういった意味では、「選挙はムーブメント」であることをいち早く体現した小泉純一郎という男の自己演出力には、あっぱれとしか言いようがありませんね……(sigh)。

本文中、敬称略でお届けしました。悪しからずご了承下さい。また、小沢さん、選挙頑張ってください。アルベルト・フジモリの次に応援しています(ぇ

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