2007年10月31日水曜日

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「犯人は創造的な芸術家だが、探偵は批評家にすぎぬのさ」

 


たぶん気のせいです

ネタに困ったときは、私の場合、とりあえず風呂に入るのが良いみたいです。やっぱり湯船につかってリラックスすると、脳内の「創作」を司る部位から、いろいろとアイディアを乗せた脳波が出てきてくれるような気がするのですが、もしかしたら気のせいかもしれません(もしかしなくてもそうだと思うよ

「すべからく」は用法に注意

さてと。風呂場にて「宗教はすべからくカルトか?」というテーマを思いつき、いろいろと思索を巡らせているうちに、「怪盗キッド」の「怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが……探偵はその跡をみてなんくせつける……ただの批評家に過ぎねーんだぜ?」という名セリフに辿り着きました(何故

えっと、まずは怪盗キッドについてお話ししておかないといけませんね。まぁ、Wikipedia に記事が立つほどの有名人なわけですが、「名探偵コナン」などの著作で有名な漫画家、青山剛昌の、「まじっく快斗」という作品の主人公のことです。

ただ、「名探偵コナン」が「まじ快」を遙かに凌ぐ人気作品になったのに伴い、「怪盗キッド」も「名探偵コナン」にゲスト的に登場するようになり、今に至ります。「怪盗は~」のセリフは、その「怪盗キッド」が「江戸川コナン(工藤新一)」に対して浴びせたものです。

ちなみに、このセリフ、ギルバートKチェスタートン(「ブラウン神父」の生みの親として有名)の「青い十字架」にて語られた「犯人は創造的な芸術家だが、探偵は批評家にすぎぬのさ」というセリフの模倣、だとされているようですね。いや、そのまんまか。

「三億円事件の犯人」も……

まぁ、通俗的な概念では、「泥棒」=「盗人」=「悪人」なわけで、それを「芸術家」と崇めるのは何事か、となるわけですが、一方、「義賊」というジャンルのキャラクターが庶民の間で幅広い人気を博してきた歴史も長いわけで……(無駄に文章長いよ)。昔で言う「ねずみ小僧」とか、比較的最近だと「ルパン三世」なんかが実例でしょうか。

んまぁ、ここで絶対的な善悪について議論するつもりは更々無いわけで。むしろ、「盗人」よりも絶対的に悪いリロイブラウン……じゃなくて「犯罪者」の芸術性について語ってみたいな、と風呂場で考えたのでした。

中国十三億人の底力

最近は、九州産但馬牛が大人気だったりしますが(その前は「赤福」や「白い恋人」も人気でした)、国の内外を問わず不安が広がる「食の安全」について、「産地偽装」や「賞味期限改竄」といった小手先のテクニックが多い中、四千年にわたって易姓革命を繰り返してきた「中国」は、やはり凄いなと思わせる出来事がありました。

そう、まだ皆さんの記憶にも新しい「段ボール入り肉まん」事件ですね。当局は「記者の捏造」と断じたものの、「さもありなん」とする論調の確かさからは、場末の路地で本当に販売されていたのではないか、との確信に満ちた疑惑が拭えないわけで……。

(一部の)中国人のモラルの無さを嘆くのは仕方のないこととして、それよりも、「肉まんの具」に「段ボール」を入れよう、という発想が、実に素晴らしいと思うのですね。これぞまさしく芸術!とも言うべきインスピレーションだと思うのです。事の是非や善悪の概念を通り越して、「肉まんに段ボールを入れる」という革新的な発想に、中国十三億人の底力を実感した、というのは褒めすぎでしょうか。

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