2008年2月21日木曜日

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重病人には点滴を、病人には粥を

 


なんか最近は小難しい話ばっかですいません。

「グローバル・スタンダード」を吹っ飛ばせ!

今の世界において、「アメリカ合衆国」という国は、なんだかんだ言って「リーダー的存在」の一つであることは間違いないと思うのですね。何かにつけて、「米国流」が世界の規範になっているところがありますので。「民主主義」とか「市場経済」とか「自由貿易」とか、なんかその辺です。

ここで改めて考えてみるべきことは……。まずは「アメリカ合衆国」という国が、全てにおいて規範となる存在なのか、ということですね。改めて考えるまでもなく、答は「ノー」なのですが。

アメリカ流のライフスタイルは、他者からの搾取無しでは成り立たない筈なので、これを全世界に広げてしまうと、地球が 5 つ必要になっちゃいます(これは以前にも書きました)。手っ取り早い解決策は、全世界の人口を 1/5 にしちゃえばいいのですが……(ぉぃぉぃぉぃ

ま、そんなわけで(ぇ)、弱肉強食の「市場経済」とか「自由貿易」なんてものは、結局、ごく一部の「超大国」がウッハウハという、なんとも不愉快な結果しかもたらさないと、私は思います。

母集団が「エリート」だけの場合も同じです

ちょっと話が違うのですが、どんな集団においても、20% の「エリート」と、60% の「中間層」、20% の「落ちこぼれ」が生じる、という法則(のようなもの?)があったかと思います。これは、「世界」という集団にも通用するような気がするのですね。20% の「先進国」と 60% の「発展途上国」、20% の「破産国家」てな感じで。

「破産国家」という単語は一般的では無いかもしれません(今、勝手にでっちあげたんで)。要するに、自力で成長が見込めないどころか、マイナス成長を続けて、他者からの援助が無ければ崩壊するような国家のことを指したつもりです。純粋に財務的な観点で見れば、20% どころでは無いような気もしますが、まぁ、それはそれ、ということで(ぇ

ま、アメリカを頂点とする資本主義体制に組み込まれてしまうと、上位 20% の「先進国層」に入らない限り、搾取されるだけ何もいいことが無い、という仮説を投げかけてみたかったのです。かなりてきとーなことを言っていますが、当たらずといえども遠からずだとも思ってます。どうですかお客さん!

「民主主義」は「真理」ではない

あと、アメリカさんが大好きな遁辞に、「人権侵害からの解放」「独裁政治からの解放」みたいなものがありますね。もっと露骨に言えば「(アメリカ流の)民主主義を広めたい」というのもありますが……。困ったことに、この考え方が「絶対的に正しい」と思っている節があるのですね。

ここで改めて考えておかないといけないのが、「ポピュリズム」という考え方です。ここはむしろ、和訳して「衆愚政治」としたほうが、より正しく理解できるでしょう。

つまり、こういうことです。仮に、私が政党をつくったとします。公約として、「医療費の無料化」「消費税の廃止」「財政赤字の縮小」「国営企業の拡充による雇用の創出」を掲げたとします。減税分は、年収 2,000 万以上の個人からがっぽり吸い上げることで計算を合わせるとします。

……もしかしたら、数十年後には、借金を重ねて財政が破綻しているかもしれませんが、庶民には、とても魅力的に思えませんか?

重病人には点滴を、病人には粥を

幸か不幸か、日本人はかなり「すれている」ので、「うまい話には裏がある」なんて勘ぐって、怪しむかもしれません。ただ、選挙民がほとんど、今まで「自由選挙」の経験が無かったとしたらどうでしょう? コロっと信じてしまうのではないでしょうか。

無垢な庶民に、いきなり「自由選挙」という形の「民主主義」をぶつけたところで、百年先を見据えた国家の大計を論じられる政治家を選ぶとは思えない、という点を危惧しているわけですね。なぜなら、庶民は「その日」の暮らしを良くしてくれそうな政治家に票を投じてしまうから、です。

……一体、私は何を言いたかったのでしょう(コラ)。えっと、そのですね……。「成長期の国家には、民主的なプロセスで選出された政治家よりも、多少選出の過程にインチキがあっても、大局的な視点のある政治家のほうがいい」ってことでしょうかね。

もちろん、選挙違反や独裁、人権侵害は容認すべきじゃあないんですけどね。

そんなわけで

チャベスにもプーチンにも、光と影が見え隠れしますが、あんな独裁者然とした宰相がいても、いいと思うんですね。

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