2008年3月2日日曜日

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憲法改正秘話・感動の?最終回

 


前回までのあらすじ

新憲法の草案として、日本さんが用意した「烝治松本のすべらない憲法」はあえなく却下され、代わりに古紙配合率 50% の大学ノートが新憲法の草案として提示されたことに動揺を隠せない「課長さん」と「部下 A」。

風雲急を告げる「憲法改正秘話」、果たして感動のフィナーレはあるのか!?

「それにしても、まさか竹槍の保持すら認められないとは……。想像以上に厳しい内容とは思わないかね、部下 A 君よ」
「人を 『部下 A』 呼ばわりするのはやめてくださいよ。ボクだって 『勅使河原冬彦』 って名前があるんですから」
「貴様、何を言うか! まだ 『A』 という識別子があるだけマシではないか。わしなんて役職でしか呼ばれてないんだぞ!」
「そういえば課長、課長ってもともとは 『課長補佐』 だったそうじゃないですか。終戦時のごたごたで欠員が出たところに、うまく収まったって聞きましたけど」
「だぁぁぁぁっ! 黙れ黙れっ!」

違憲論議

「それよか、何っすか元課長補佐?」
「黙れ部下 A」
「ハイハイわかりましたよ課長。一体何がどうしたって言うんすか?」
「今度の新憲法が施行されると、日本からは軍人がいなくなるということだよな?」
「そういうことですね。ま、良かったんじゃないですか?」
「軍人が違憲になるってことだよな?」
「そうっすね」
「それだと、『軍人将棋』 も違憲になるのか?」
「どうなんでしょうね。その調子だと、読売巨人軍も違憲になりますね」
「わしは高橋ユニオンズのファンだから問題ない」
「そいつはまたマニアックな……」

マ元帥、V 字回復の陰でリストラされる

さて、紆余曲折の末(ぇ)、マ元帥から天下ってきた新・日本国憲法は、無事公布・施行されたのでした。その後、朝鮮戦争が勃発、マッカーサー率いる「国連軍」は押しに押されるも、戦局はカルロス・ゴーンもびっくりの V 字回復。ところがほどなくマッカーサーはリストラされ、帰国の途へ。さすがに今度は懲りたのか、"I Shall Return." とは言わなかったとか。

さてさて、マッカーサーの肝煎りで「非武装化」が進められていた日本。ところが、ソ連との冷戦が激しさを増すにつれ、日本を再武装し、「反共の橋頭堡」として位置づける考え方が主流となってきます。

ここで困ったのは「憲法九条」の存在です。九条の条文を読む限り、たとえ竹槍であっても戦力を保持できないのは明らかなわけで……。日本さんの苦悩は続きます。

アメリカさん(以下「アメ」):やぁやぁ久しぶり!
日本さん(以下「日本」):ご無沙汰しておりまっする。
アメ:いやね、なんか朝鮮戦争が大変でさぁ。
日本:お噂はかねがね。
アメ:それでさ、なんか日本を占領するのも面倒くさくなってきたから、そろそろ主権を返しちゃおっかなー、なんて。
日本:それはありがたき仕合わせにござる。
アメ:クロサワ映画の見過ぎ?
日本:いえ、決してそのようなことは。

話は核心部分に迫ってきます。

アメ:でさ、ことは相談なんだけど。
日本:何でしょうか?
アメ:新憲法でさ、軍隊解散させちゃったじゃん。
日本:然様でございますね。
アメ:でもやっぱ、軍隊いないとなんかあったとき大変だから、再結成させてよ。オーディションで新メンバー集めてもいいからさ。なんならつんくプロデュースでもいいから。
日本:qあwせdrftgyふじこlp;……

課長代理の一番長い日

「ああ困った困った困った困った困った……」
「どうしたんすか課長代理」
「元課長と呼べっ」
「それじゃあ元課長補佐」
「だぁぁぁっ! じゃかあしいぃぃっ!」

どうでもいい話ですが、かつての課長がシベリア抑留から生還したものですから、「課長さん」は「課長代理さん」に降格させられていたのでした。

「いや、実はかくかくしかじかで、講和(主権返還)の条件として再軍備を求められているのだ」
「えーー。今更そりゃ無いっすよねー」
「そう思うだろ?」
「そりゃそーっすよ。なんせ憲法で 『竹槍の保持は認めない、バナナはおやつと認めない』 って明記してるじゃないっすか」
「バナナは明記してなかったと思うが」
「いや、竹槍も明記してないっすけどね」
「あぁー、どーしよっ、どーしよっ。おーぱっきゃまらーおーぱっきゃまらーおーぱーおーぱーおーぱっぱっぱっ……」
「元課長補佐、気を確かにっ!」

まとめ

てなわけで、アメリカさんの気まぐれで、日本国憲法の矛盾(だと思うんすよ、やっぱ)は、未だに残ったままです。いくら「ホンネと建前」のお国柄とは言え、いい加減なんとかしないといけないと思うんですけどね……。戦争(という名の殺し合い)はしたくないですけど、矛盾した法は正さないといけないな、と思ってます。

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