2008年3月3日月曜日

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コントを読む……「憲法改正秘話」

 


「憲法改正秘話」秘話

今回の「憲法改正秘話」なんですが、大枠は風呂に入っているときに浮かんだアイディアを、そのまま文章に落としたものです。テーゼは「もらい物の憲法をご都合主義で回してきたから、色々ひずみが出ているわけで、何とかしたいよね」ということなんですが、うまく伝えられたのでしょうか。

はい、ここでこんなことを書いているくらいですから、私は改憲容認派です。というか、寧ろ推進派を名のってもいいかな、とすら思います。「55 年体制」も一応は崩れ去ったわけですし、「保守合同」という考え方も微妙なわけで(現在の民主党を、自民党からスピンオフした集団だ、という見方もできなくは無いわけですから。党首の小沢一郎がそうですし)、そろそろ「日本国憲法」にもメスを入れるべきかなぁ、なんて。

ただ、「戦争放棄」の文言は、残しておいたほうがいいかなぁ、とも思うのですね。ああ、この場合の「戦争」は、もちろん「自衛のための戦争」は除きますけどね。過去に起こした「侵略戦争」のようなものは、二度と起こしません、という「けじめ」はあって然るべき、だと思います。

じゃ、どの辺を改変するんだ? という話ですが、自衛隊の合憲化平和維持活動への派遣貢献)を明記すべきかなぁ、と。「貴様は現状追認派か?」って? そうですね、そんなところかも知れません。

それじゃ、折角なので、コント解説委員さんにお出まし願いましょう。

コントを読む……「憲法改正秘話」

こんばんは。「コントを読む」の時間です。今日は、昨日まで連載されていた「憲法改正秘話」を取り上げます。

まず、日本さんの「それだと『全日本』と『新日本』に分裂しかねません……」という発言ですが、これは「全日本プロレス」と「新日本プロレス」のことを指しています。「全日」=ジャイアント馬場、「新日」=アントニオ猪木という図式でした。

次に、部下 A の「太子って、同時に携帯 7 個つかって電話するらしいんで」という発言ですが、これは、「聖徳太子は同時に 10 人の話を聞くことができた」という民間伝承をベースにしています。なぜ 3 人減っているかは、コント作者が勘違いしていたとの説が有力です。

同じく、部下 A の「四天王寺から法隆寺に行く途中で地滑りがあって」とのくだりですが、四天王寺も法隆寺も、聖徳太子ゆかりの地です。そして、四天王寺にほど近い「天王寺」から「法隆寺」までは、JR 関西本線が走っています。

途中、大阪と奈良の府県境では大和川沿いを走るのですが、ここは「亀の瀬」と呼ばれる、日本有数の地すべり頻発地帯だったりします。部下 A の「地滑り」発言は、これを基にしたものです(細かい!)。

その「地滑り」にキレた課長さんが発した「下山に伝えておけっ。今度同じような目に遭わせおったら、北千住と綾瀬の間に油の付いた轢死体で転がしてみせるぞ、と」は、実際に、1949 年に下山事件という形で現実のものとなります。もちろん課長さんが犯人ではないので念のため。

烝治松本のすべらない憲法」の元ネタは言うまでもありませんね。「人志松本の~」です。逆に言えば、松本烝治先生の名字が「松本」だったからこそ成立するギャグだった、となります。

課長さんの「貴様! 敵性語を口にするとは何事か!」との発言では、「敵性語」という耳慣れない言葉が出てきますが、これは、太平洋戦争中、いわゆる「外来語」は「敵の言語」であるとして、その使用が統制されていた時代の名残りです。野球の「ストライク」が「よし」に置き換えられていた、というのが有名ですね。

課長さんの「いや、竹槍ならあるぞ」発言は、米軍が本土(九州、四国や本州など)に上陸してきたときに、婦女子も竹槍を手にとって戦いなさい、と言われていたことから来ています。戦中の日本では、金属は軒並み不足していたのですが、竹は潤沢にあったのですね……。

それでは、お別れの時間になったようです。明日のこの時間をお楽しみに。

いや、次の機会がいつになるかは、わかりませんけどね(笑)。

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