2008年4月8日火曜日

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K ばかりの秘密結社もありました(KCIA じゃないよ)

 


The world of ice

ちょいと前に、冥王星についての記事を書いていた時のこと。例によって Wikipedia などを見ていたのですが、冥王星に限らず、海王星とか天王星とか、みーんな(地球と比べて)太陽から遠すぎるからか、概して「氷の世界である」なんて表現で語られる場合が多いようでした。果たして毎日吹雪が吹き荒れているかどうかは、陽水さんでもきっとわからないでしょうが(何の話なんだか)。

さて、寒いと言えば……という話ですが、ロシア(だと思う)のオイミャコン村は寒いらしいですね。なんでも摂氏マイナス 60 度とか 70 度とか。そして、地球と太陽の距離と比較して、太陽との距離が 30 倍も遠い海王星の場合、どれだけ寒いのかと思えば……表面温度は摂氏マイナス 218 度とか。うん、そりゃあ鼻水が凍るほど寒いのは寒いんですが、なんか、地球と比べて 30 倍太陽から遠いわけですから、摂氏マイナス 4000 度とか、それくらいでも不思議はない印象がありませんか?

Absolulte Territory

ちょっと理科に詳しい人なら、「あのね、この世には『絶対零度』ってのがあって、絶対それ以上寒くならないんだよ」と教えてくれそうな気がするのですが、かの「ニュートン力学」すら「特殊相対性理論」でオーバーライドされたことを考えると、「絶対零度なんて、このちっぽけな地球上だけの話だよなヘヘン!」などと思うようになっていたのでした。

ところが、意外や意外、絶対零度って、少なくとも太陽系の中では普遍的な真理として捉えられていたんですね(汗)。いやー、お見それしました。絶対零度は、摂氏マイナス 273.15 度だったと記憶しているのですが……あ、合ってますね。それだったら、絶対零度を 0 度にしちゃえばいいじゃん、という発想も思い浮かびます。

ただ、水の凝固点(氷点)が 0 度で、沸点が(ほぼ)100 度という摂氏のほうが、なんだかんだで便利なんでしょうけど。

Kelvin isn't Calvin Klein

で、実際に、摂氏の目盛から 273.15 加えたものを単位とする、ケルビンというものがあるそうですね。水の凝固点が 273.15 K、沸点が 373.15 K、エアコンの設定温度は 301.15 K になるとか。:-) どうせだったら、「エアコンの温度は 300 K にしましょう」とすれば、摂氏 26.85 度になるので、夏場でもちょっぴり快適になるんですけどね。誰か、ケルビン目盛のエアコン、作ってみませんか?(笑)

「ケルビン」という名前は、カルヴァン・クラインとは全く関係ないと思われ(だったら書くな)、イギリスの物理学者、ウィリアム・トムソンから来ているそうです。だったら「トムソン」でいーじゃん、と思うのですが、これは日本の物理学会から「『トムソン』だと『トマソン』っぽくてやだ!」といった強硬な抗議があったわけではなく(だったら書くなっての)、ウィリアム・トムソンが授爵された時の名の「ケルビン卿」という名前から来ているそうです。

つまり、ケルビンの発案者が東久邇宮稔彦だったなら、水の沸点は「373.15 ヒガシクニ」という単位になっていたわけです(んなあほな

Dr. K

さて、「K」という記号からは、むしろ「キロ」とか「カリウム」とか「カラット」とか「京セラ」とか Kristian Ghedina あたりが思い起こされるわけですが(最後のは無いと思う)、「温度の単位」ということであれば、「華氏」というものもあります。ところが、摂氏が「C」で表されるように、華氏は「K」ではなく「F」で表されます。それは何故かと尋ねたら(べんべん♪)、ということで、また次回~

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