2008年4月10日木曜日

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ファーレンハイト微熱説

 


サーモスタットが華氏表示だと困るんだよね

えーと、「華氏」がなんで「F」なのか、という話でした。てゆーか、そもそも「華氏」なんて単位が未だにメジャーな国があるから面倒くさいんだよね。摂氏にすりゃいーじゃん。マイルじゃなくてメートルでいーじゃん。だいたいガロンって何さ。ブツクサブツクサ……。

はい、失礼しました。悔い改めます。えーと、「華氏」の由来ですが、ドイツ人のガブリエル・ファーレンハイトというおっさん……じゃなくて、おじさん……似たようなものか……がそうです。そう、中国語で「華」は「ふぁー」と発音されますよね。中国のゴルフ場に華があるのはそのせいです(違います)。

ファーレンハイト微熱説

Fahrenheit は「華倫海特」になるんだとか。で、「華倫海特氏度」を略して「華氏度」となるわけですね。摂氏 0 度が華氏 32 度になるのですが、英語では "32 degrees Fahrenheit"、略して "32 deg F" と表記されるそうです。決してファーレンハイト氏が学位を 32 個も持っていた、というわけでは無いので注意が必要です。

よい子のみんなは、"degree" を英和辞典で調べてみよう!

ちなみに、華氏の考え方ですが、「めっちゃ寒い日」が 0 度、ファーレンハイトのおっちゃんの体温が 100 度になるように決められた、という説があるそうです。ちなみに華氏 100 度は摂氏 37.77 度になりますので、ファーレンハイトは風邪を引いていたという可能性が浮上します。ファーレンハイトも早まったことをしたものです。

天ぷらはマイナス 70 度で

ファーレンハイトが「華氏」を考案した?のが 1724 年とされていますが、「あほらしー」と思った人が同案多数だったからか、わずか 18 年後の 1742 年には、スウェーデン人のアンデルス・セルシウスというおっちゃんが、おなじみの「摂氏」の考え方を提唱しました。もっとも、このセルシウスというおっちゃんも少々魔が差したのか、最初は「氷点」を 100 度、「沸点」を 0 度にするという茶目っ気を発揮していたようです。

つまり、数字が小さいほど熱くなることになります。「天ぷらを揚げるには油をマイナス 70 度に加熱して~」なんてワケワカな状態だったのでした。

あ、セルシウスですが、中国語では「摂爾修斯」と当てられることが多いようです。「摂氏」の由来はもちろんこれで、「摂津富田」や「摂津本山」は一切無関係です。

「単位」は取るもの、落とすもの(ぇ

さて、温度に限らず、長さや質量など、いくつか「単位」が乱立しているものがありますが(ヤード・ポンド法メートル法とか)、これらは国際単位系(「SI」と略される)にて定義されているものを「世界標準」として使用すべきとされています。

SI」は、もちろん「システム・インテグレータ」の略ではなく、ましてやスロヴェニアの意味でもありません。「国際単位系」という意味のフランス語 "Le Système International d'Unités" から来ているそうなのですが、「なんでフランス語なの?」という素朴な疑問に対して、Wikipedia でも

略称 SI はフランス語からきているが、これは歴史的理由による。
(Wikipedia 日本語版「国際単位系」より)

という、華麗なる逃げを打っていて、実情が隠蔽されています(「歴史的理由」って何だよ(笑))。ま、フランス人は、何かと体系立てたもの(F1 とか FIS World Cup Ski とか)を作るのが趣味なので、多分その辺の一環なんじゃないかと推測していますが、さてどうでしょう。

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