2008年4月22日火曜日

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プロフェッショナルな好プレー

 


コロー二の力(違

野球の話だったはずが、なぜかラグナ・セカ インターナショナル スピードウェイ(←昔の名前かな?)の話になってしまいましたので、さくっと戻りましょうか。

その前に……。野球のダイアモンドがなんで反時計回りか、という謎が残されていたのでした。これは、コリオリの力の影響を受けて、北半球では台風が反時計回りになる……のも関係ないようで(だったら書くな)、一説によると、人間はもともと左回りが得意だからだとか(ぇ)。

なんでも、心臓が「左寄り」についているので、まっすぐ走るよりやや左寄りに走る方が自然に感じる、なんて巷説を説く人もいますが、個人的には確証が持てないです。ただ、左回りと右回りなら、なんか左回りのほうが楽なような気もするんですよね。謎は尽きません。

「川藤出さんかい!」

で、野球の話だったのでした。「ええ話やがな」と思ったのが、ミスター赤ヘルこと山本浩二のサイクルヒット達成にまつわるエピソードですね……。

それはどんな話だったのか、例によって Wikipedia の記事を引用してみましょう。

来歴の項で述べたように、1983 年 4 月 30 日の阪神戦でサイクルヒットを達成している。この日の第 5 打席、あとは三塁打さえ出ればサイクルヒット達成という場面においてライト側に長打を放ったが、俊足で鳴らした山本でも三塁まで狙うのはかなり厳しい打球であった。それでも果敢に塁を狙い、三塁で掛布雅之とのクロスプレーを制して悲願のサイクルヒット達成となったのだが、この時の掛布のタッチの動作が、グラブを上から非常にゆっくりと降ろしたものであったため、このシーンは今でもファンの間で語り草となっている。
(Wikipedia 日本語版「山本浩二」の記事より)

ふぅむ、こんなことがあったのですね。どういうことかと言いますと……

当然の事ながら当時の大阪のスポーツ新聞は激しく掛布を非難した。そもそもサイクルヒットは達成の前にチャンスを作ること自体が難業であり、またその試合は広島が大差でリードしており且つ試合も終盤であったため、山本浩二に三塁打を許しても流れは変わらないと判断した掛布が独断で「粋な配慮」を見せたと言われているが、掛布はこれを「あのタイミングでは完全に間に合わなかった」と否定している。
(Wikipedia 日本語版「山本浩二」の記事より)

ということのようで。果たして掛布雅之が「イキな計らい」を見せたのか、それとも、あくまで間に合わなかったのか、真相は藪の中のようです。

「ホンマに出してどないすんねん……」

ただ、もし、これが掛布一流の「粋な配慮」だったとしたら、これほどの気配りはなかなかできることじゃないな、と感心してしまいます。まず、当然のことながらキャッチミスは許されないわけです(エラーが記録されてしまうと、記録上「三塁打」とはなり得ない)。また、仮に「三塁打」をプレゼントしたとしても、それが原因で試合を左右してしまっては、下手をすれば「八百長騒ぎ」にもなりかねませんし、味方の投手に「負け」をつけてしまっては、感情的なしこりを残しかねません。

また、「粋な配慮」疑惑に対して、あくまで「間に合わなかった」との姿勢を貫いたのも立派だと思います(まぁ、ほかに言い訳のしようが無いですけど(笑))。ヤラセでは無いけれど、ショービジネスの何たるやを理解した、文句なしの好プレーだと思ったのですが、いかがでしょうか。

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