2008年5月12日月曜日

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ハイドロに乗って死ね

 


今週の誤解を招くひとこと

フランス車を 3 台ほど乗り継ぎました。なんて書くと、なんかとってもおかねもちな印象を持たれかねないですが、それは激しく間違っています。今はご存じの通りのユーロ高ですので、欧州車はおしなべて高値傾向ですが、2002 年当時は今ほどでもなかったですし、クルマ自体そんなに高級なものじゃ無かったですし。

で、その後、「自分専用のクルマが欲しい!」ってことで、Citroën の Xantia というナイスなクルマを通販で買ったのでした。車検が一年半ほど残った状態で、額面 39 万円でした。お買い得!……かどうかは諸説ありましたが、「ちゃんと走るやん、値段の割には」というのが世評でしたね。

今から考えてもかなり酔狂なマネだと思ったのですが、聞いたところでは、「通販でクルマを買う」って、意外とある話なんだとか……。

10 年進んだクルマを 20 年間作り続ける

それにしても、このシトロエンエグザンティアというクルマ、聞きしに勝る素晴らしいクルマでした。エグザンティアが、というよりは、シトロエンというメーカーの専売特許とも言える、ハイドロニューマチック(略して「ハイドロ」)が、やはり素晴らしかったですね。

えーと、うちのエグは V-SX だったので、厳密には「ハイドラクティブ II」ですね。

シトロエンというメーカーが作ったクルマを評する至言にはさまざまなものがありますが、その中でも、「10 年進んだクルマを 20 年間作り続ける」は最高傑作でしょう。設計した当初は 10 年進んでいても、20 年後には……ということですね(笑)。

あと、「クルマには二通りある。シトロエンと、それ以外だ」というのも言い得て妙です。3 年半ほどエグザンティアに乗って、得るものは多かったです。子供の頃から考えると、10 台近くのクルマに乗ったことになりますが、エグザンティアほどユニークなクルマは空前絶後でしたね……。

冗談ではなく、乗用車の世界で「クラスター分析」(多変量解析法のひとつ)をかけてみたならば、「シトロエン」と「それ以外」という結果が出ても不思議は無いと思います。誰かやってみませんか?(笑)

む、「モーニング娘。」でクラスター分析を試みた猛者がいらっしゃいますね(笑)。

ハイドロに乗って死ね

とまぁ、シトロエン・エグザンティアというクルマにはたいそう感銘を受けたのですが、思うところがあり、昨年末に手放しました(笑)。ぶっちゃけると老朽化のひとことでして……。「たまに動かなくなるリアワイパー」はともかく、「『全力で温風を出すか、さもなくば冷風を出すか』の二者択一を迫るエアコン」「壮絶に曇るフロントガラス」あたりは、下手をすれば危険を伴う、という判断になりました(いや、自分で判断したんだけどさ)。

あと、「経年変化で突然ボンネットを突き破るフロントサス」という、限りなく構造的な欠陥に近い問題も、大きな不安要素になったのですね。この辺の問題がクリアになったのであれば、まだまだ、いつまでも乗っていたかったんですけどね……。「ナポリを見て死ね」という格言?がありますが、「ハイドロに乗って死ね」とでも言うべきでしょうか。

てことは、私はもう死んでもいいワケか……(笑)。

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