2008年5月18日日曜日

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ご飯の盛りつけにニッポンのココロを見た

 


ご飯を器(お茶碗)に盛りつけることを、「ご飯をよそう」って言いますよね。言います……よね? ねっ? ねっ?(しつこい) 何故か突然気になったので、辞書でありながら独自の世界観を展開していることで知られる「新明解さん」に聞いてみたところ、

〔準備を整える意の雅語動詞「装ふ」の意義変化に基づく語〕
(新明解国語辞典 第六版「よそ・う」の項目より一部引用)

なのだそうです。えーと、つまり、ご飯を器に盛るという行為を、本来は副食……じゃなくて服飾関連に用いるのであろう「装う」という言葉で「言い換えた」ということですね。確かに、改まった席での「日本料理」は彩り豊かで、箸をつけるのに躊躇するほどですから、食材を器に盛りつけることを「装う」と表現するのは、いかにも粋な感じがします。

穿った見方をすれば、偽り装うと書いて「偽装」という言葉もありますが、古の都人がそこまでシニカルではなかったことを祈りたいところです(笑)。

ま、そんな感じで、何事に対しても直截な言い回しを控えようとする、日本人の奥ゆかしい性質は果たしてどのようにして形成されたのか、興味はつきませんが、ネタの持ち合わせが無いのでこの辺で撤退します(笑)。

方言と標準語

さて、生まれてからこの方、一度も関西から離れたところに居を構えたことがないわけでして、今はもっぱら通信教育でマスターした(ウソですよ)「標準語」と、京都弁とも大阪弁ともちと違う「関西弁」を使い分ける生活を送っています。

小学校の「国語」の授業だったと思うのですが、「方言と共通語」という項目がありました。大阪にて「そのフォークほかしといて」と言われて、「ほかす」が「捨てる」という意味であることを理解できずに「保管」してしまった、というエピソードが取り上げられていて、改めて「そうか、『ほかす』って余所の人には通じひんのや」と再確認したものでした。

思うのですが、例えば私が東京に遊びに行ったとして、「何か関西弁の『言葉』を教えて!」って言われたとしたら、何ができるだろう、と。いや、ホンマのことゆーと、「これが関西弁や!」っちゅー言葉がそない都合よーは出てけーへんもんで……。

蕎麦ときしめんといちごスパ

例えば、名古屋弁だったら「やっとかめ」だの「行っとらっせる」だの、いくらでも(と言うのも語弊があるけどさ)出てくるんですよね。ところが、関西弁だとすらすらとは出てこない。「自分の言葉」として脳内に取り込まれてしまっているからこそなのかな、と思うわけです(言い訳かも)。

かんぴんたん」という言葉があるのですが、改めて思うと、これってきっと立派な方言なのだと思います。意味が分かる方はコメントを頂けますと幸いです(できればナイショ扱いがありがたいです)。

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