2008年5月22日木曜日

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偉いけど偉くない

 


お客さんは偉いけれど、客であることは偉くも何ともないと思うのですね(何をいきなり)。

今日、自宅の近所のコンビニで買い物をして、店を出ようとした時のこと。ちょうど店に商品を配りに……というか、置きに来た、トラックの運転手のおっちゃんと、出口で交錯しました。おっちゃんのほうが先にドアに手をかけていたので、私は一歩退いて待ったのですが(その時は、お店の「関係者」だという認識は無かったので)、おっちゃんはドアを引いた状態で立ち止まり、一言「どうぞ」と。

私も、おっちゃんがコンビニの「関係者」だということを認識したので、それに甘えて、先にドアから出させてもらいました。店員のお姉ちゃんが「ありがとうございました☆」と声をかけてくれたのと同時に、おっちゃんも「ありがとうございました」と声をかけてくれました。

客としては、当然、悪い気はしません。とても好印象だと言えます。「客として尊重されてるよな」と思いました。「お店の人」に取ってみれば、私は「客」なわけですから、尊重されてしかるべき存在です。

私は偉いけどあなたも偉い

ただ、客として尊重されることを良いことに、その上に胡坐をかこうとするのはいただけないなぁ、と思うのですね。「オレは客だぞ。偉いんだぞ!」という姿勢は良くない、と思うのですね。

こと「お店」という世界においては、「お客様」と「店員」の間には、明らかな上下関係……というか、なんかそんなもの(どんなものだよ)があるわけですが、それ以前に、客であろうと店員であろうと、お互いを人として尊重する姿勢が無いといけないと思うのです。少なくとも、私はそうありたいなぁ、と常々思っています。

お店の人が「お客様」を尊重するのと同じように、客も「お店の人」を尊重することで、なんか、とってもいい空間が生まれるような気がします。

タフ・ネゴシエーターへの道

今日のお昼は、某ラーメン屋に行ったのですが、どうやらちょっとしたトラブルがあったようで(詳細は分からずじまいだったのですが)、店員が客に詫びを入れていました。これがなかなか大したもので、おそらく 20 代の、もしかしたらアルバイトかもしれない兄ちゃんなんですが、なかなかちゃんとした言葉遣いだったのですね。

申し訳ありません。お客出来たてを召し上がっていただこうと準備してたんですが……」といった感じで、なかなか流暢な京言葉を操る兄ちゃんでした。「お客様」もなかなかできたもので、文句のひとつを口にすることもなく、終始穏やかに応対していたようでした。

まぁ、この場合、「お店の人」の誠意を感じ取ったからこそ、「お客様」は穏やかな気持ちで応対ができていたのかもしれません。そういった意味では、「お店の人」(今回は、比較的若い兄ちゃんでしたが)は、「商売上の応対」をきちんとこなしたと言えるわけで、なかなか将来有望なのかもしれません。

恥ずかしいオトナにはなりたくないですね

ただ、世の中は残念ながら、「人間のできた人」ばかりでは無いようで、むしろ「ゴネてなんぼ」と考えている人も少なくないようです。この間見かけたのは、白髪まじりの、60 歳は超えているであろう「紳士」が、改札係の若い女性に、激高して大声でどなりつけている光景でした。

どうも、別の駅の係員の案内に不備があったのか、金額不足で改札から出られなかったのに不満だったらしく、15 分近く駅員の女性をどなりつけていました。間違った案内のせいで害を被ったことに対してクレームを入れる権利を認めないものではありませんが、たかだか 190 円の差額を負担することに対して、激高してどなりつけるというのは、ちょっとオトナとしては恥ずかしいですね。

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