2008年5月30日金曜日

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シェラトン前から領事館まで

 


ライターズ・ハイ

はっはっはっはっ……。徹夜明けですよぉ~(笑)。さすがにこのトシになると(っていくつ?)、完徹は身体に堪えますね~。

そんなわけで、午前中は授業……じゃなくて仕事をボイコットして、昼前に悠々と重役出勤を決めたのでした。但し、極めて遺憾なことに、ワタクシは重役には程遠いのが実態です。

シェラトン前から領事館まで

無聊を慰める……わけでもないのですが、シェラトン前からアメリカ領事館までタクシーに乗りました。って書くとなんか格好良くね!? 「上本町から西天満まで」って書いても同じ意味なんですけどね……(笑)。

谷町筋を北上するタクシー。信号待ちで自転車屋の前で止まったのをきっかけに、「自転車もなんのかんのでたっかいですな」と。今日の運ちゃんはしゃべる気満々と見たワタクシは、話に乗ってみることにしました。

大阪弁にはリズムがある

運ちゃん曰く、「自転車は『セコ』が安うてええですわ」と。「セコ」は、「セ」を b フラット、「コ」を 1 オクターブ上の d で発音して下さい。「コ」のほうが少し高い音階です。「セコ」は「セコハン」のこと、つまりは「中古」ということです。

「ちゅ」も b フラットかな。「う」が c、「こ」が a、といった感じです。「う」が一番高音ですね。

運ちゃんの自転車談義は続きます。「兄がスクラップ屋をやってて、具合のええ(自転車)のをもろうてたんやけど、2 回も盗まれてしもうて」と。「さっすがに 3 度目はよう言わんかったんで、自転車屋でセコのを買うたんですわ」とも。

ごっついええ鍵

「(盗まれてばっかりで)あんまり腹が立つんで、自転車屋にゆうて、ごっつい鍵を買うたんですわ。3,000 円くらいしよるやつ。兄ちゃん(自転車屋の店員)に『これやったら大丈夫やわ』って太鼓判押してもらいましたわ」

「ただ、5,700 円の自転車に 3,000 円の鍵をつけとるもんやから、『そないせんでもよろしやろ』って言われるんやけどねー(笑)」

消費過剰な現代社会に対する批判

そうこうしている内に、車は中之島に近づきます。

「わたしらはなーんもモノが無かった頃(いわゆる「戦中・戦後」)の生まれでっさかい、なーんでもモノは大事にしとったんですけどね。今はなんでも買うたほうが安いから、すぐにほかして(=捨てて)しまいよる」

「昔は、鍋を熔接して直してまわる商売がありましてん。お客さんご存じでっか?」

私の子供の頃は、かろうじて「研ぎ屋」という商売があったくらいです。「研ぎ屋」とは、家々を回って包丁を研いで回る、サービス系の行商でした。ただ、いつの間にか「研ぎ屋」の姿も見かけなくなり、代わって我が家の台所には「包丁研ぎ機」という家電製品が並ぶようになりました。さらに今は、包丁を研ぐ必要がないくらい使ってません。(←

私が「『研ぎ屋』なら辛うじてわかりますよ」と応え、「便利な世の中になったけれど、いつまでもこのままでは居られないでしょうね」と話してみたところ、運ちゃんも、「ホンマにそうでんなぁ」と、我が意を得たりといった感じでした。

結局……

乗車時間は 20 分程度だったんですけどね。いいネタを仕入れましたし、何よりも楽しかったです。これだからタクシーはやめられない(ぇ

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