2008年6月2日月曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

2 組のひと

 


2 組のひと

小学生の頃は、2 年ごとにクラス替えがあったのですが、何の因果か 6 年間ずーっと 2 組でした。中学校でも 2 年生の時に、高校でも 3 年生の時に、それぞれ 2 組を引き当てました。まぁ、結構な確率かなぁと思います。

さらにどうでもいい話題としては、担任の性別が「女性」「男性」「女性」「男性」「女性」「男性」「女性」「男性」「男性」でした。ついでに「?」「独身」「(たぶん)既婚」「独身」「独身」「独身」「既婚」「既婚」「既婚」でしたね。中学の時の担任はみんな独身で、高校の時の担任はみんな既婚でした。「だから何?」という話題ですね。すいません。

「ヨーゴドリンク」が好きでした

さて、私が通っていた小学校にも、御多分に洩れず「養護学級」なるものがありました。当然、養護学級を担任する先生もいるわけで、子供心に「大変だなぁ」と思ったものです。

養護学級に通っていた同級生は、私の知る限りでは 2 人いました。もちろん、四六時中養護学級に通っているわけではなく、「2 組の児童」としての席もあったわけで、具合?の良い時などは、同じ教室で授業を受けていた記憶があります。

無知の知(違うだろ

ひとりは「N 君」で、自閉症児でした。そんなわけで、身近に「自閉症児」と接する機会があったものですから、自閉症の子供がどんなものか、ということはそれなりにわかっていたのですが、改めて Wikipedia の「自閉症」の記事などを見てみると、わかっているようでわかっていないことが多いことがわかります(わかっているのかわかっていないのかよくわからん文章の例。よーわからん)。

原因
現在では先天性の脳機能障害によるとされており、多くの遺伝的因子が関与すると考えられている。

保護者の教育や生まれ育った環境が原因で自閉症になるということはあり得ない
(Wikipedia 日本語版「自閉症」より引用)

てことです。「先天性の脳機能障害」ということですね。ちなみに、日本の自閉症患者数は、36 万から 120 万と言いますから……「自閉症」の定義によっては、100 人にひとりは自閉症、と言えるのですね。こいつはちと驚きです。

私が通っていた小学校は、6 クラスないし 4 クラス(途中で校区分割があったので)で、1 クラス 40 名ほどでしたから、1 学年 360~240 名ってとこですね。同級生で「自閉症」だったのは N 君だけだったと思うので、確率上はきわめて自然な数だったのかもしれません。

あ、小学校に通えないレベルの自閉症児がいた可能性はあるんですけどね。

ついたあだ名が「無敵の存在」

で、もう一人の「養護学級」の名物メンバーが「K 君」でした。先天的に障害を持っていた N 君と違い、K 君は 2~3 歳の頃に小児科で受けた投薬が原因で、全身の神経が麻痺してしまった、と聞きました。なにしろ「痛い」という感覚が皆無なわけですから、全身に生傷が絶えず、また、ある意味では「しつけ」もできない(尻を叩いても痛くないので、「しつけ」にならない)ので、養護教諭もやや持て余し気味の子でした。

自閉症の N 君とは違って、K 君は、頭脳の働きは健常だったので、言わば「わんぱく三昧」だったわけですね。

自分の話に戻りますが、小学校 6 年生の時に校区内で引っ越しをして、たまたま K 君と同じ団地になりました。小学校は集団登校なので、近所の公園に集まって、小学校までみんなで歩いて登校する習わしでした。K 君はつねに生傷が絶えず、言葉遣いもやや粗暴なところがあったので、やはり同級生からも敬遠されがちだったのですが、ぴゅあなよいこだった私は、率先して K 君の面倒を見るようになっていったのでした。

当然と言えばそれまでなのですが、養護教諭の A 先生には感謝されましたね(笑)。「人は人であり、等しく尊い存在なんだ」ということを、小学生の頃に、身を以て学んだ……ような気がします。うん、やっぱ「ぴゅあ」だったのだな私って(笑)。

前の記事次の記事

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

最近の記事

    スポンサーリンク