2008年7月4日金曜日

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気まずい死に方、気まずい生き方

 


投手王国、卓球王国……

奈良県というところは「私鉄王国」でして、より正確には「近鉄王国」と言います。なにしろ JR を近鉄が完全に凌駕しているという、全国的にも珍しい「ねじれ現象」が見られる県でもあるのですね。

JR が止まると、通勤・通学に致命的な影響が出るのが普通だと思うのですが、奈良県に限っては、JR が止まっても、なんとかなるような気がします。逆に近鉄が全面ストップしたら、致命的な影響が出そうな……。

気まずい構図

で、奈良県民の多くが忠誠を誓っている「近鉄電車」なのですが、最近やたらと人身事故が多い印象があります。うちの最寄り駅は二つの路線が交差しているのですが(本当に交差しているので笑えるかも)、どっちかが遅れると、「○○線の電車の到着待ちをしています」というアナウンスとともに、発車が遅れることになります。

ドアが閉まらない通勤電車で、座席にありつけなかった人は哀れなものです(笑)。文庫本を片手に読み耽る人、片手を鞄に、片手をつり革というポーズで所在無さげにしている人、ドアが開いたままなので、気の毒なことに全身がずーっと丸見えなわけです。

ホームには、次の電車を待っている人が、2 列に並んで待っているわけで、当然ながら前を向いているので、意図的に視線をそらさない限り、「なかのひと」(ぉ)を凝視せざるを得ないわけで……。当事者でなくても気まずい限りです。

気まずい沈黙

随分と前ですが、人身事故を起こした電車に乗り合わせたことがあります。より正確には、乗っていた電車が人身事故を起こした、のでした。奇妙な音とともに電車が急停止し、ほどなく車掌からアナウンスが。「先程、人と接触しました」と。接触した人がどうなったのかは、結局わからずじまいだったのですが、電車はその場に 15 分ほど停止しただけで、ほどなく運転を再開したのでした。

気まずい野次馬(……。)

そしてですね……。今日、あろうことか、また乗っていた電車が人身事故を起こしてしまいました。今回は大阪府下の街中で、電車は踏切の上に急停止。車掌のアナウンスは「人身事故が発生しました」だったと記憶しています。

街中の、駅の横の踏切で起こった惨事、ということで、開かずの踏切状態に。ホームでは電車を待っていた乗客が、踏切のほうに歩いてきて野次馬と化す始末。なぜか消防車も到着したり、警察と救急車がやってきたり。あろうことか乗客まで立ち上がって窓の外を覗き出す事態に。気持ちはわからないでも無いけれど……。

今回も、停止時間は 13 分程度でした。次の駅で緊急停車して、先頭車の足回りをチェックしていたようですが、結局 13 分遅れ程度で目的地に辿り着いたのでした。

気まずい死に方、気まずい生き方

今回の件は、場所が場所だけに、自殺ではなく無謀な進入による事故の可能性が高いような気がします。まぁ、どっちも電車を止めてしまうことには違いはないのですが、いずれにせよ「過失往来危険罪」に引っかかるのではないかと。死ぬにせよ、生きるにせよ、大勢の人の迷惑を顧みないのは、ちょっとどうかと思いますね……。「人様に迷惑をかけない」美徳を、今一度、再確認すべきなんじゃないかな、と思いました。

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