2008年7月12日土曜日

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「忌諱」「忌避」「避忌」「避諱」

 


麻生さんのひいおじいちゃんです

ちょいと思うところ(どんなところ?)があって、牧野伸顕について調べていたところですね……。

牧野 伸顕(まきの のぶあき、文久元年 10 月 22 日 (1861 年 11 月 24 日) - 昭和 24 年(1949 年) 1 月 25 日)は明治から戦中にかけての政治家。位階勲等爵位は従一位勲一等伯爵。名はシンケンと通称されることもある(有職読み)。
(Wikipedia 日本語版「牧野伸顕」より引用)

有職読み」という言葉は初めて聞きました。「無職呼ばわり」だったらわかるんですけどね(全国約 64 万人のニートの皆さんに失礼です)。

有職読みは音読みです

ちなみに、「有職読み」の「有職」は「ゆうそく」と読むそうです。「有識者」という言葉がありますが、その「有識(ゆうしき)」と根っこは同じなんだとか。

有職読み(ゆうそくよみ)は、有職の道や歌道などの世界で、敬うべき古人の実名(諱)を音読みにして敬意をあらわすこと。東アジア共通の風習として、人の実名を直接口にすることを忌む風習(忌諱)が見られるが、これがいっそう鄭重な慣習となって、特に敬意を表すべき古人に対して、その名を本来の読みかたである訓読みからはなれて、音読みでとなえることが行われた。
(Wikipedia 日本語版「有職読み」より引用)

忌諱(きい)の風習は……面白いというか便利と言うか。その時代を生きた人にはたまったものじゃないんでしょうけどね。

「忌諱」「忌避」「避忌」「避諱」

あ、「忌諱」というのは、エラい人の「名前」を呼ぶ・書くのを「失礼に当たるから」ということで避ける風習です。

避諱(ひき)とは、目上の者の諱を用いることを忌避する、中国など東アジアの漢字文化圏にみられる慣習である。
(Wikipedia 日本語版「避諱」より引用)

ちょいと略して、続き。

中国では古来より、親や主君などの目上に当たる者の諱(本名)を呼ぶことは極めて無礼なことと考えられており、特に皇帝およびその祖先の諱については、時代によって厳しさは異なるが、あらゆる臣下がその諱あるいはそれに似た音の言葉を書いたり話したりすることを慎重に避けた。
(Wikipedia 日本語版「避諱」より引用)

ということです。

避諱をローカライズしてみる

日本風に直してみると、今上の諱は「明仁」ですから、例えば「明治大学」を「治大学」に直すとか、そういった感じになりますね。

エセ倍角で「日月治大学」とかになったら笑える。「日月シ台大学」とかね。

避諱の文献考古学における効用

避諱による「改字」の便利なところは、これによって書物の年代をある程度特定することができる、ということです。避諱の風習は、故人に対して行われることは基本的に無いので、改字の存在=避諱すべき貴人が存命である、となり、結果的に書物が著された(書写された)時代を特定できる、となります。

む。有職読みについてはまた明日……!

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