2008年8月3日日曜日

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民主主義と独裁の違いは何か

 


ヘタリア!

ヘタリア Axis Powers が届きました。いや、勝手に届いたわけじゃ無いんですけど……。

ぱっと読んでみた感想ですが……まぁ、こんなものかな、と。Web のほうは全く見てなかったので、その辺の違和感というものは感じずに済みました。あと、悪い評判(「絵が汚い」「編集が良くない」など)も事前に耳にしていたので、まさしく「まぁ、こんなものかな」という印象を持った次第です。

いや、つまんなかったワケじゃないですよ。むしろ(個人的には)かなり楽しめました。ただ、amazon.co.jp の書評なんかを見ても判るとおり、この手のテイストには否定的であったり、許容できない人も少なからずいるわけで、だから「万人に勧められるものではない」というのが、偽らざる感想です。

「笑い」と「秘密の共有」

この手のノリを否定する根拠として多いのが、「第二次世界大戦を笑いの種にするとは不謹慎な!」というものと、「特定の国(や地域)を揶揄するのはどうよ」でしょうか。いずれもごもっともな意見ですが、現代のドイツ人が日本人に「今度はイタリア抜きでやればうまくいくさ」などと言った冗談話を持ちかけることも少なくないわけで……。「ドイツは戦争責任を清算したから許されるが、日本は……」なんて論法をふっかけてくる人もいるかもしれませんが、清算……じゃなくて生産性の無い論争になりそうなので、その辺は置いといて(←

後者(「特定の国を揶揄するのはどうよ」)についても……、これは「有名税」として甘受すべきものなので(少なくとも私はそう思う)、目くじらを立てるほどのことでは無いでしょう。確かに、差別的なニュアンスは否定できませんけど……ね。うん、こうやって考えると微妙ですね。

笑いの攻撃性は黒が白を凌駕する

実は、名越健郎さんの名作「独裁者たちへ!!」を購入して、大笑いしながら完読したのですが、やはり「アネクドートは黒くないと笑えない」と再確認できました。なので、国家というか、政府には、笑いの種にされることも甘受してほしいな、なんて……。

社会主義論・パート 5

問「民主主義と独裁の違いは何か」
答「民主主義では、民衆は公然と政府を非難できる。
独裁では、政府が公然と民衆を非難できる」
(名越健郎「独裁者たちへ!!」より引用)

そして、続けてもう一本。

社会主義論・パート 6

問「民主主義と独裁の違いは何か」
答「民主主義では、民衆は公然と自国の政府を非難できる。
独裁では、民衆は公然と他国の政府を非難できる」
(名越健郎「独裁者たちへ!!」より引用)

はははは(笑)。今の日本は、果たしてどっちなんでしょうねぇ。

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