2008年10月16日木曜日

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北海道の旅 2008/夏 (55) 「前方羊蹄山は無かった」

 


「支庁」コンプリートコレクション

日本の 47 都道府県を諳んずることはできても、北海道の全支庁を諳んずることができる人は、そうはいないと思うのですが、いかがでしょうか(誰に聞いているんだか)。

試しにやってみましょう……。宗谷支庁、上川支庁、北見支庁、根室支庁、釧路支庁、十勝支庁、石狩支庁、日高支庁、渡島支庁、檜山支庁、後志支庁……。あと何があったかな?

あ……。「北見支庁」なんてのは無かったですね(正解は「網走支庁」)あとは空知支庁、胆振支庁、留萌支庁が抜けてました……が、意外と良い線行ってますね。我ながら大したもんです(←自画自賛)。

「支庁」の終焉

てか、ちょ、これって……。

2008 年 6 月 28 日の道議会で可決された北海道総合振興局設置条例により、14 支庁は 2008 年度末に全廃され、2009 年度からの 9 つの総合振興局と 5 つの振興局に移行する予定である。
(Wikipedia 日本語版「北海道」より引用)

「~支庁」が全廃されるって、マジっすか(!)。てことはアレですか、「推して後志」というネタはもはや使えないってことですか。

と思ったのですが、「後志支庁」の後継として「後志総合振興局」ができるみたいですね。推して後志(←しつこい)。

前方羊蹄山は無かった

というわけで、「後志」の語源です。直接には「尻別川」の語源となった sir-pet(し-ぺッ)という音から来ているらしいのですが、……えーと、なんだか色々とややこしそうです。

旧名である後方羊蹄山は、斉明 5 年(659 年)に阿倍比羅夫が郡領を置いたと日本書紀に記されている地名後方羊蹄(しりべし)に由来する(実際に同じ場所を指すかどうかは不明)。なお、後方で「しりへ」と読み、植物のギシギシの漢名である羊蹄を和名で「し」と読む。
(Wikipedia 日本語版「羊蹄山」より引用)

いやいや、今の今まで「こうほう・ようていざん」だとばかり思ってましたよ(笑)。「後方羊蹄」が「しりべし」だったとは知りませんでした。勉強になりますね(ぇ)。

ピリカの意味は?

というわけで、「後志」の由来は「なんだかややこしそう」という結論に達しました(←)。続いて「美利河」の由来に移ります。これは実に簡単で、pirka(ぴカ)に由来すると考えられます。意味は「良くある」あるいは「美しくある」といったところです。英語で "be good" または "be beautiful" と言った方が判りやすいかも知れませんね。日本人としては微妙に忸怩たるものがありますが……。

ところが、たまーに「ピリカは『少女』という意味です」という珍説を見かけます。pirka menoko(ピルカ-メノコ)で「美しい女」という意味になる……筈なのですが、珍説を唱えた人は "menoko" と "pirka" の意味を取り違えたのですね、きっと。

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