2008年12月1日月曜日

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隣の芝生は赤い

 


「ほめ殺し」

ほめ殺し」という言葉があります。意味を新明解さんに伺ってみましょう。

障子やガラス窓などの建具を嵌め込んだだけで、あけたて出来ないように作ったもの。「─の窓」
(新明解国語辞典「嵌め殺し」より引用)

うん。これは「ハメ殺し」ですね(わかってます)。

ホントに「ほめ殺し」

気を取り直して。

【《誉(め)殺し】実質以上にほめちぎることで、相手を不利な状況におとしいれたり せっかくの意欲を失わせたり すること。「─にあって閉口した」
(新明解国語辞典「誉め殺し」より引用)

まぁ、大凡(おおよそ)意味は理解しているつもりなんですが、こうやって的確にサマライズされるのも、たまにはいいものです(何のことやら)。

右よりの夢

さて、ここ十数年の傾向だと思うのですが、日本でも「右寄りの論調」が随分と元気になってきた印象があります。新聞で言えば「産経」的な論調ですね。他ならぬワタクシも産経を購読しているもので、あまり偉そうなことは言えないのですが……(ぇ

「右寄りの論調」が、具体的にどんなのかと言うと……。一番かわいい?のが「日本の国益を守れ」というものですね。そこから段々と話が進んでくると、「日本固有の領土である竹島を不法占拠している韓国は怪しからん」とか、「諸外国が閣僚の靖国神社参拝を云々するのは内政干渉だ」とか、まぁ、そういった世界に話が飛んでいきます。今日は時間がないので、これらの是非については問いません。

まぁ、自分でもそれなりには肯定的だと思ってますけどね。

隣の芝生は赤い

日本という国は、回りを海に囲まれている都合上、「お隣の国」があまり多くないのですが、そういえば、どの「お隣の国」も、ナショナリズムがもの凄い印象があります。某国に至っては、国民の結束を促進するために「反日教育」を進めている……なんて話も耳にします。身近な不平から目を逸らさせるには、きっと便利なものなんだと思います。

「ナショナリズム」というものは、基本的に心地よい響きのものです。「誇り高き国」の「誇り高き国民」として生きるという連帯感は、「プロジェクトX」で得られるカタルシスどころのものではないでしょう。不平不満のはけ口としては、これほどのものは無いのかも知れません。

私だけが知っている

先の大戦(太平洋戦争)で、「大日本帝国」を完膚無きまでにたたきつぶしたアメリカ軍は、日本に進駐後『真相はこうだ』というラジオ番組を製作したと言います。内容はさすがに聞いたことが無いのですが、プロパガンダ色が皆無だったとは、さすがに言えないものだと想像しています。

「朝日新聞」が、敗戦の前後で論調(主張)を 180 度転回させたことは有名……だと思います。戦前から戦中にかけては「大本営発表」の尻馬に乗る?ような記事で国民の戦争への意欲をかきたてたかと思えば、戦後は一転して「軍国主義批判」の、やや左寄りの路線を突っ走ります。

李承晩体制の韓国を「悪の権化」のごとく(いや、実際に良からぬ点も多かったと思いますが)書き立て、一方、金日成体制の北朝鮮を「地上の楽園」と持ち上げたのも朝日新聞だと思いますが、韓国が「漢江の奇跡」で近代化に成功したのと引き換えに、北朝鮮は「テロ支援国家」ならぬ「テロ実行国家」という正体を現したことで、朝日新聞の威信?は堕ちに堕ちまくっている、というのが現状のように思います。

ま、「地上の楽園」が朝日新聞の専売特許だったかどうかは、良くわかりませんけどね。

要するに、「朝日新聞の記事はウソだらけ」と感じる人の数が、少しずつ増えているような気がするのですね。その結果……というか、反動というか、「ナショナリズム」に走る人が増えるようであれば……、ふと「誉め殺し」という言葉が頭に浮かんだのでした。いくらなんでも、そこまでの深慮遠謀があるとは思えませんけど……ね。

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