2008年12月25日木曜日

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福神漬テナーのすゝめ

 


季節もの

ひさびさに、The Eccentric Opera の "NOEL" を聴きました。うん、季節ものですね。

ジ・エキセントリック・オペラは、相良奈美と書上奈朋子のユニット。1996 年にテノールの川島豊を迎えて、オペラの代表的な楽曲、カルメンやマダム・バタフライなどの名曲とテクノミュージックを融合した作品を作り出す「ジ・エキセントリック・オペラ」としてデビュー。
(Wikipedia 日本語版「ジ・エキセントリック・オペラ」より引用)

そーなんです。最初は 3 人構成だったのですね。しかし、

1997 年、川島豊が脱退。
(Wikipedia 日本語版「ジ・エキセントリック・オペラ」より引用)

あはは(笑)。あっさり脱退されてしまいました。結局、川島豊が "The Eccentric Opera" 名義で活動したのは、ファーストアルバムの "The Eccentric Opera" だけだったようですね。相良奈美の透き通るようなソプラノと比べると、川島豊のテナーは「添え物」のような印象もありましたからね。

福神漬のような存在

The Eccentric Opera のアルバムは、2004 年に発売された「ベスト」以外は全部持っているのですが、ただ、こうやって聴いてみると、(唯一、川島豊が参加していた)デビュー作が一番良かったかな、なんて気もしてくるので不思議なものです。デビュー作と二作目以降では、「福神漬のあるカレーライス」と「ただのカレーライス」くらいの違いがあります。

結局、川島さんは「福神漬」程度の存在なのか、と言われそうですが……。あれ? 否定はできない?(←

それにしても、何であっさり脱退しちゃったんでしょうね。

ちゃらちゃらした音楽の終焉

The Eccentric Opera は、確か元クライズラー&カンパニー斉藤恒芳がプロデュースしていた……と記憶しています。斉藤恒芳の奥さんが、他ならぬ書上奈朋子ですしね。ま、それはさておき。

1996 年と言えば、バブルの残滓のような「ちゃらちゃらした音楽」が終焉を迎えようとしていた頃で、デビュー作の "The Eccentric Opera" には、そのエッセンスがちゃんと残っていた印象があります。「蝶々夫人」や「アヴェ・マリア」がちゃかちゃかしたビートに乗りながら、相良奈美の絶妙なヴォーカルや、川島豊の味のある(失礼!)テナーが被さってくるわけですから……楽しいことうけあいです。

はじめ良ければ……

初っ端がうまく行きすぎると、次からの展開が難しくなるのは "The Eccentric Opera" も例外では無かったようで(勝手にデビュー作が成功だったと決めつけていますが)、微修正を繰り返しながら、結局 2001 年を最後に新作を出していない……みたいです。活動停止状態、でしょうか。

The Eccentric Opera ですが、「斉藤恒芳の世界」が好きな人にはたまんないユニット……だと思います。人によって好き嫌いは分かれるかも知れませんが……オススメですよ。良かったら一度レンタルとかで聴いてみてください。

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