2009年3月1日日曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

スプリンクラーっぽいもの設置済み

 


ニュージャパンサウナとは無関係だそうです

火災シリーズが「北陸トンネル」「日本坂トンネル」と続きましたので、せっかくなので……というわけでは無いのですが、「ホテルニュージャパン」について。

「ホテルニュージャパン」というホテルが嘗て存在して、火事で焼け落ちた……という記憶しか無いのですが、火災が発生したのは 1982 年のこと。当時、私は小学生でした。んまぁ、殆ど覚えて無くても仕方がないかも知れませんね。

スプリンクラーっぽいもの設置済み

ホテルニュージャパンがあった場所ですが、地名で言うと永田町、駅名で言うと地下鉄の赤坂見附です。今は「プルデンシャルタワー」が立っている所……だそうです。この辺には用がないのでほとんど行ったことが無いんですよねー。

まぁ、火災そのものは宿泊客の「寝タバコ」が原因じゃ無いかと言われていて、取り立てて驚くほどのことでは無かったのですが、ホテル側の落ち度が凄まじかったところに、この「事件」の特異性があった……と言えるでしょう。

延焼範囲が広がった原因は、度重なる消防当局の指導にも拘らずホテルニュージャパン側が改善しなかったスプリンクラー等の消火設備の不備・火災報知器の故障やホテル館内放送設備の故障および使用方法の誤り・客室壁内部の空洞施工・宿直ホテル従業員の少なさ・ホテル従業員の教育不足による初動対応の不備・客室内の防火環境不備(可燃材による内装など)といった複合的要素による火災だったという調査が発表された。
(Wikipedia 日本語版「ホテルニュージャパン火災」より引用)

スプリンクラー等の消火設備の不備」に至っては、天井にノズルはあったけれども配管はされていなかったという、要するに「ダミー」だったと言うから恐れ入ります。

当地にまつわる災難の歴史

まぁ、この火災事故については、科学的には様々なところで語り尽くされているでしょうから、ちょっと違った視点から。

1. 二・二六事件の際に部隊が立ち寄った日本料亭「幸楽」の跡地だった。「幸楽」は戦時中、撃墜された B-29 が直撃、大破全焼している。
(Wikipedia 日本語版「ホテルニュージャパン」より引用)

B-29 が撃墜されること自体が珍しいのに、この時点から火災に縁があったわけですね……。そして、ホテルニュージャパンの地下にあった高級ナイトクラブ「ニューラテンクォーター」という店は、

5. 1963 年に力道山が暴力団員に刺され(後に死去し)た現場である。
(Wikipedia 日本語版「ホテルニュージャパン」より引用)

なのだそうで。そして、1982 年に火災を起こしてホテルは廃業されますが、

火災事件の後、横井に対して多額の貸付を行なっていた千代田生命保険が、貸付金の担保であったこのホテルを競売により売却することで資金の回収を図ろうとした。しかし、火災等のいわくつきの土地を購入しようという投資家は見当たらず、千代田生命が自己落札し自ら敷地を保有することとなった。その間、都心の一等地でありながら廃墟のまま放置され続けていたが、火災から 14 年後の 1996 年になって、建物は解体された。跡地は千代田生命が再開発事業に着手したものの、千代田生命自体が 2000 年 10 月に経営破綻した。
(Wikipedia 日本語版「ホテルニュージャパン」より引用)

千代田生命がやむなく跡地を引き取ったところ、経営破綻……。そして、

7. 経営破綻後、千代田生命は米国大手金融グループである AIG に買収され、現在は AIG スター生命保険として営業している。
(Wikipedia 日本語版「ホテルニュージャパン」より引用)

という事実はご存じの方も多いと思います。そしてそして、その AIG スター生命保険も……

AIG がサブプライムローン問題の影響で経営危機に陥り、2008 年 10 月 3 日に、経営再建策の 1 つとして日本の生命保険事業 3 社(同社、AIG エジソン生命保険、アリコジャパン)を売却することが発表された。
(Wikipedia 日本語版「AIG スター生命保険」より引用)

お祓いが足りないのか、お布施が足りないのか……。運命とは何とも皮肉なものですね。

前の記事次の記事

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

最近の記事

    スポンサーリンク