2009年4月15日水曜日

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ちょっぴりクレバーかもしれない近鉄電車の踏切のおはなし

 


ちょっと前にどこかで聞いた話

ちょっと前にどこかで聞いた話なんですが(著しく信頼性に欠けるソースの例)、近鉄電車の踏切は、なかなかの優れものなのだそうです。

4 回目のカンで流局です

一般的な踏切の仕組みは、踏切の数百メートル手前にセンサーを設置して、そこに列車がさしかかると、警報機が「カン カン カン♪」と鳴り始める……という仕組みだと思います(まにあじゃないのでまちがってたらごめんなさい)。

止まった電車とにらめっこ

この仕組みの痛い点として、例えば駅のすぐ先の踏切において、電車はホームに止まっているだけなのに、警報機が鳴って遮断機が下りたまま……というものがあります。止まっていた電車が走りすぎるまで、ずーっと待たされた経験をお持ちの方は多いんじゃないでしょうか。

踏切を遮断するタイミングの最適化

踏切を遮断するタイミングについての最適解を考えてみましょう。踏切の遮断機の目的は、人や車が列車と接触することを避けること……の筈です。さらに言い換えると、仮に車が踏切内で立ち往生したとしても、列車が踏切の手前で停止できれば、最悪の事態は免れることができます。

そのために、発煙筒を常備したり、緊急停止ボタンを踏切に備え付けたりしていますね。

言うまでもありませんが、新幹線には踏切が存在しません(「山形新幹線」や「秋田新幹線」と言った「なんちゃって新幹線」は別で)。理由としては、300 km/h で疾走する列車から運転手が視認できる範囲内に異常を見いだしたとしても、安全に停止することが出来ないから、というのもあるかと思います。

まぁ、基本的に踏切を設置することは軌道への侵入リスクが高まるので、たとえ停止できたとしても危険なのには変わりないのですけどね。

ベストアンサー「何かあった時に列車を止められる距離」

さて、「何かあったときに列車を止められること」を踏まえて、では一体何メートル手前にセンサーを設置するのがベストか、という話になります。

……答は簡単です。「何かあった時に列車を止められる距離」で警報機を鳴らせば良い、ということになります。それでは、「何かあった時に列車を止められる距離」はどうやって求めるのか……。これは、列車の速度に依存することになりますね。30 km/h で走る電車だと、かなり短距離を空走するだけで止まることができますし、120 km/h であれば、下手をすれば空走距離は 16 倍くらいになるかも知れません。

ゼロの発見

ということは……。列車がすでに停止しているのであれば、どれだけ踏切の近くに止まっているとしても警報機を鳴らす必要は無い、ということになります(既に停車しているんですから、空走距離が 0 m になるのは当たり前ですよね)。

ちょっぴりクレバーな近鉄電車の踏切

どうやら、近鉄電車の踏切は、センサーに車速を検知する機能があるらしく……。踏切の隣に電車が止まっていても、発車する少し前までは警報機は鳴りません。これ、実はとっても助かってます(毎日、駅の横の踏切を歩いて横断しているもので)。

で、見ているとわかるのですが、電車が発車する少し前になると、電車は 1 mm も動いていないのも関わらず、警報機が鳴り始めます。これ、どういう仕組みで警報機を鳴らしているのか、実はちょっぴり気になっていたりします。純粋に車速のみで判断するのであれば、このロジックは破綻しますからね(少なくとも 1 mm は動かないと、警報機は鳴らないはず)。

ま、どこかにスイッチがあって、駅員さんか運転士さんが押してるんでしょうけど、それはそれで押し忘れとかあったら怖いなぁ、なんてことも思いました、まる。あれ、作文?

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