2009年4月24日金曜日

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「特上寿司盛」に見る一億総中流という幻想の残滓

 


どうしたらあの看板の下を歩かなくて済むだろう?

録り溜めていたタモリ倶楽部の「空耳アワー」を DVD にコピっていたのですが、空耳アワード 2008 でマーティ・フリードマンが紹介していた「逆空耳」が耳について離れない Bojan さんですこんばんは。

「果てない思いを君に捧(げ)」が "How can I avoid walking beneath the sign" に聞こえる……というものですが、確かに英語に聞こえるから大したものです。「果て」= "How ca"、「ない」= "n I"、「思い」= "avoid"、「を」= "walking"、「君に」= "beneath"、「捧」= "the sign" ですね。実際には "walking" よりは "walk" に聞こえますが、そこが笑い所かも。

一億総中流宣言

今日はちょいと遠出しているので(今はホテルで書いてます)、調べ物の必要が無い軽めのネタを。んま、軽く恥ずかしい思いをした、という話です。

夕食をと思って、寿司屋に入りました。この店は、寿司以外にもお造りなんかも得意そうな店で、要するに寿司オンリーの店ではなく、どちらかと言えば「和食レストラン」に近い建物の造りになっています。「海鮮丼」とかも何種類か用意されていて、そこそこリーズナブルな値段のお店です。

狙うは赤身・中トロ・大トロのトリプレッタ

テーブルに案内されたので、テーブルの上に無造作に並べてあるメニューを見たのですが、「おすすめメニュー」と題して 10 種類ほどの品目が並んでいました。やはり、基本は寿司が多いようです。

少し眺めてみたんですが、「特上寿司盛」という、この中では一番高いメニュー(ちなみに鉄火丼の 3~4 倍くらいの値段がついてます)だけ、赤身中トロ大トロトリプレッタ状態でした。

トリプレッタ(伊) tripletta サッカーにおけるハットトリックのこと。ちなみに 1 試合 2 得点は doppietta(ドッピエッタ)

かくして思いは裏切られた

ま、せっかくちょいと遠くまで来たことだし、ドッピエッタでは心残りなのでトリプレッタ……などと訳のわからないことを考えながら、「特上寿司盛」をオーダーする腹は固まりました。しかし、ここで一点だけひっかかることが……。そう、少し気恥ずかしいのですね(笑)。なんだかバブリーに思われたらイヤじゃないですか。

そんなことも懸念されたので、店員さんにオーダーする時も、つとめて小声で「特上寿司盛お願いします」と言ったのですが……。男の店員さん、大声ではないけれどもしっかりと「特上寿司盛一人前ですね。」と復唱してくれました。

その瞬間、隣に座っていたご婦人の顔が回転し、刺すような、好奇心に満ちた視線を感じました。orz 「あらこの人特上頼んだわ!」と言わんばかりの……。それがイヤだったんだってばぁ。やいそんなに特上が珍しいか!(←

不自然な視線の行方

その後、店も混んでいたのでそーとー待たされ、その間に隣のご婦人は席を立ったのですが、いざ「特上寿司盛」が届いたタイミングで、今度は左隣に座っていた親子連れ?のおとーさんと思しき人から「ほー特上ってこんなもんか」と言わんばかりの視線が……。もちろんジロジロと眺めるのではなく、一瞬視線を走らせてあとは努めて無視してくれたわけですが、それがバレバレだという時点でどうしたものかと……。

てなわけで、「特上」を頼むことがこんなに珍奇の目で見られるというのは、ちょいとばかし新鮮な驚きでした。次からはちょっとだけ気にするようにします……。

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