2009年6月6日土曜日

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アルペン男子滑降 #10 クヴィットフェル(2006-07)の感想

 


2007/3/10 にノルウェーは Kvitfjell で行われた、男子ダウンヒルの第 10 戦の感想です。この日は土曜日……ということは、スーパーコンバインドが金曜日に、そしてスーパー G が翌日の日曜日に行われた、ということになりますね。種目の「品格」なんてものは、本来無いのかも知れませんが、歴史的にもっとも昔から存在する花形種目はダウンヒルなわけで、そう考えるとスーパー G の前座のようにも取れる日程については、ちょいと考えてしまうところもあるわけですが、近年のアルペン競技では 複合 → 滑降 → スーパー G → 大回転 → 回転 という流れが基本のようなので、しょうがないのかも知れません。

ついでに、随分と昔の話で恐縮ですが、1993 年に岩手県の雫石で世界選手権が行われたとき、競技の順番はかなりバラバラでした。天候の関係もあったのでしょうが、今ほど整然としたスケジュールでも無かったような気がします。雫石での出来事はあくまで例外だったんでしょうかね。

さて、クヴィットフェルの話題に戻ります。コースは Olympiabakken という名前なんですね。ご存じの通り、1994 年に開催された、リレハンメルオリンピックで使用されたコースです。ちょいと天候が思わしくないらしく、スタートボックスを少し下げて、コースを短縮するそうです。残念ですね-。

スタートリストとか

ビブドローの様子が放映されていますが……、Andrej JERMAN (SLO) が 24 番スタート……、つまり、トップの 30 番から逆算して 7 番目なわけで……、出世したものですねー。Bode MILLER (USA) の隣ですからね。あ、Michael WALCHHOFER (AUT) がとうとう 28 番に落ちてきましたか。

というか、Klaus KROELL (AUT) が 11 番、Hans GRUGGER (AUT) が 12 番ってのはいただけませんねー。10 番が明らかに格下(であろう)の Andreas BUDER (AUT) ですからねー。Cristophe GRUBER (AUT) が 14 番、Hermann MAIER (AUT) が 15 番というのは、「まだいたのね」と言いたくなりますが(笑)

あ、「まだいたのね」という人がもう一人。Alessandro FATTORI (ITA) が 45 番スタートです。次が Werner HEEL (ITA) そしてさらにその次が Christof INNERHOFER (ITA) と言いますから……いろいろと微妙ですね(笑)

おお、Bjarne SOLBAKKEN (NOR) も出てました(52 番スタート)。Gareth SINE (CAN) という名前には記憶がありませんが、新人さんでしょうか(こういったケースに限って、何度か記事に書いていたりするんですけどね(笑))。トリの Petter BRENNA (NOR) は、ワイルドカード(主催者推薦枠)での出場でしょうか。

JAERBYN (SWE) 御大とか

結局、スタートは 1 時間遅れだったようです。視界悪そう……。

御大、Patrik JAERBYN (SWE) が 3 番スタートで降りてきました。タイムは 1:30.97 で暫定トップ! なんか、Fredrik NYBERG が引退してから、余計に滑りに磨きがかかったような気がするのは気のせいでしょうか。

9 番スタートだった Patrick STAUDACHER (ITA) は出走を回避したようですね……。こうやって書くとなんか競馬みたいですが。

KROELL (AUT) が玄人受けするのはなんでだろう♪

Andreas BUDER (AUT)、最後のジャンプにさしかかるちょいと手前で左足が取られ、不自然に腰が落ちたので大丈夫か!?と思ったのですが、即座に体勢を戻して、その後はクローチングを組まずに降りてきました(+2.26 秒差)。ただ、フィニッシュ後にヘルメットのスポンサーロゴを指さしてカメラにアピールしたりして……怪我が無いのであればいいんですけど。

スローを見る限り、軽く違和感を感じたようにも見受けられます。最終戦には出たいでしょうから、無理は禁物なんでしょう。

解説の相原氏に「姿勢が高い」とボロカスに言われた(笑) Klaus KROELL (AUT)。しかし、結果は +0.69 秒とは言え暫定 4 位。この人は才能があるのか無いのか、不思議な選手です。なぜか玄人筋にはウケがいいようにも見受けられますし。

名前だけはおなじみの

雪がひどいからか、スタートを止めましたね……。あ、TD の Gunter HUJARA が出てきました。この人が画面で抜かれるのは珍しいですね……。

あー、Lasse KJUS だ! ゴールエリアに遊びに来ているようです。

そして雪が止んで

中断明けに滑った Hans GRUGGER (AUT) と Didier DEFAGO (SUI) が軒並みラップを刻んできました。明らかに後半部分の視界が良くなっています。なんか Klaus KROELL が気の毒に思えてしまいます。まぁ、こういったことがあるのもアルペンですが。

で、そんな DEFAGO のタイムに Bruno KERNEN (SUI) が同タイムで追いついてきました。なんか格好いいですね。

あ、スタートが 1 分間隔になったんでしょうか。

Peter FILL (ITA) が……、コース真ん中あたりの長い左ターン(わかる人にはこれでわかる)で姿勢を崩して外に流されながらも、暫定トップタイムで降りてきました。この人、才能あるんでしょうね。惜しむらくはやや肉体に恵まれていない感も。

何ともいえない寂寥感

インタビューボードから引き上げる DEFAGO と KERNEN(笑)。何ともいえない寂寥感が漂います(笑)

29 番スタートの筈だった Marco BUECHEL (LIE) ですが……、なんでもビブドローに遅刻したとかで、シード選手の後に滑るというペナルティが下されたそうです。つまり……、30 番の Didier CUCHE (SUI) と入れ替わるだけ? かなり楽勝なペナルティですね(笑)。

で、結局は

結局……、トップが Didier CUCHE (SUI) ですか。この人がダウンヒルで勝つのを見たことが無かった気がするのですが……。

ふむ、CUCHE は '03-04 シーズンに Garmisch-Partenkirchen の DH で勝ってたんですね。覚えてなかったです。

しかぁし、ここからが波乱の連続……

400 点ルールを活用してひさびさに登場の Benjamin RAICH (AUT) が、驚きの暫定 12 位(+1.30 秒)。これは立派ですね。

いや、でも……、スラローム専門の筈の Daniel ALBRECHT (SUI) でも +1.89 秒につけられるってことは……、もしかして楽勝なコンディションになってきた?

Rossignol だから」という素晴らしい理由で「いいタイムが出ると思いますよ」と解説された Johan CLAREY (FRA) が、37 番スタートから +0.69 秒差の暫定 6 位に入ってきました。こんな日もあるんですねぇ……。

全体的にヨレヨレの滑りで「大丈夫かコイツ」と思わせた Rok PERKO (SLO) が、+1.24 秒差でなんと驚きの暫定 14 位。こんな日もあるんですねぇ……(またか)。

ほぅ……。案の定 Alessandro FATTORI (ITA) はダメでしたが、Werner HEEL (ITA) が +0.76 秒差で暫定 9 位に入ってきました。さすがです。Jeffrey FRISCH (CAN) の +0.91 秒差(暫定 11 位)も立派ですね。

片足ダウンヒル

51 番スタートの Beni HOFER (SUI)、滑走中に左の板が外れて片足で滑る羽目になったわけですが……中斜面で外れてしまったからか、転倒はしないけれども止まることもできず、かなり長距離を片足で降りてきました。おつかれさまです。そして、今日のレースで初めてコースアウトしたレーサーでもありますね(ここまで転倒ゼロ)。

今日の初鮭

と思ったら、53 番スタートの David POISSON (FRA) がとうとうシャケってしまいました。

※ シャケる = 転倒してセーフティネットに直行

あ、結局 Gareth SINE (CAN) は出走しなかったようで……。もったいないなぁ。

確率変動型レーサー

61 番スタート、本職はスラローマーの Lars MYHRE (NOR) が、驚天動地の +0.79 秒差(暫定 10 位)。いやはや、こんな日も(ry

でも、これで先に滑ってポイントが取れなかった Bjarne SOLBAKKEN (NOR) が、ますます哀れに思えてきます。

そんなわけで、会場では

あ、Europe の "The Final Countdown" が流れてますね。懐かしいなぁ。

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