2009年6月18日木曜日

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第25回「武田信玄の執念と今後のみどころ」

 


ふつーの国道と何ら変わらない

「国道 152 号線の旅」がちょいと滞っているので、ここらで久々に更新します。

いや、ちょいと出張中なんで、凝ったネタを仕込む余裕が無いだけ、とも言いますが。

えーと、長野県と静岡県の県境となる「青崩峠」が遊歩道でしかない(車両は通れない)ので、小型車は「ヒョー越林道」を迂回する必要があります。ただ、林道とは言っても長野県と静岡県を結ぶ貴重な?峠道なので、実のところはふつーの国道と何ら変わらない(「ふつーの国道」の定義が少々謎ですが)といった感じです。

峠の向こうは天竜区

さて。ヒョー越林道を右に左にとクネクネ走っているうちに、ちょっと変わった雰囲気のところに辿り着きました。あれ? これってもしかして……。


あれ? 兵越峠ってここ? と思わせるほど、すんなりと峠まで辿り着けてしまいました。いやー、ちゃんと国道 152 号として整備されている分杭峠よりも良い道じゃないですか!


確かに「静岡県」ですね。しかも「浜松市」な上に「天竜区」ですよ。いつの間にか政令指定都市になっちゃったんですね……。

武田信玄の執念をヒョー越に見た

さてさて。県境の標識の近くには、こんな「妙なもの」がありました。


峠の国盗り綱引合戦」とあります。そもそもこの峠が「ヒョー越」と呼ばれるのは、戦国時代に、武田信玄が遠州に兵を進めた際に通ったから、なんて由来もあるそうで、「信州」と「遠州」の因縁が渦巻く地……らしいです。

ルール・概要
「遠州軍」(浜松市天竜区(旧水窪町))と「信州軍」(飯田市(旧南信濃村))の代表同士が 3 本勝負の綱引きを行い、先に 2 本取った方が勝利。 勝ったチームが国境(県境)を 1 メートル相手側の領土に動かすことができる。会場の峠にはこの時に決められた国境の札が常時設置されている。
(Wikipedia 日本語版「峠の国盗り綱引合戦」より引用)

あはは(笑)。誰が考えたのか知らないですが、ナイスなイベントですね。ハコモノでも無いからそんなにお金もかかんないでしょうし。

ただし、行政上では県境が変わることはない。
(Wikipedia 日本語版「峠の国盗り綱引合戦」より引用)

(^^;)

あ、そういや長野県と岐阜県の間で県境が変わったことがあったような(禁句?)。

戦績
2008 年 10 月 26 日に開催された第 22 回大会では、「遠州軍」(浜松市天竜区(旧水窪町))が 3 本勝負を 2 本先取し勝利。それまで 1 メートル遠州側に寄っていた国境を信州側に押し戻し、現在は行政上の県境と同じ位置に国境の札が立てられている。
現在の戦績は両軍とも 11 勝 11 敗。
(Wikipedia 日本語版「峠の国盗り綱引合戦」より引用)

遠州軍ですが、22 年かけて、ついにイーブンに持ち込んだ模様です(笑)。


なるほど。確かに「国境」の札は標識の並びに立てられています。遠州軍 22 年の苦闘の成果、ここにあり! といった感じでしょうか。

今後のみどころ

今後のみどころですが……これは注目ですよ(笑)。

今後のみどころ
  • 遠州軍は過去 3 連勝の経験がなかったが、2008 年の第 22 回大会において念願の 3 連勝を果たした。過去「国境」を信州側に食い込ませたことはなく、来年は遠州軍がその偉業を果たせるかに注目が集まっている。
  • 信州軍は屈辱の 3 連敗を喫してしまったため、来年こそは連敗を食い止めようと闘志を燃やしている。
(Wikipedia 日本語版「峠の国盗り綱引合戦」より引用)

うはは(笑)。これ、下手なスポーツイベントよりも興味深いです。J SPORTS あたりで生中継されないものでしょうか?(←

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