2009年6月21日日曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

アルペン男子滑降 最終戦 レンツェルハイド(2006-07)の感想

 


2007/3/14 に、スイスはレンツェルハイドで行われた、ダウンヒル最終戦の感想です。なるほど……、コース名は Silvano BELTRAMETTI と言うのですね。彼も不慮の事故のせいで、若くして伝説になってしまいましたね。今は何歳なんでしょうか。

1979/3/22 生まれのようですから、今年でようやく 30 歳みたいですね。このレースが行われた時点では 27 歳でした。

スタートリストとか

Beat FEUZ (SUI) という選手がトップスタートですが、この選手、世界ジュニア選手権でダウンヒルとスーパー G のダブルタイトルだったのだとか。なかなか変わった名前ですね。

Daniel ALBRECHT (SUI)、Ted LIGETY (USA)、Benjamin RAICH (AUT)、Silvan ZURBRIGGEN (SUI) と 400 点ルール組が続きます。Yannick BERTRAND (FRA) からが、ダウンヒルのトップ 25 でしょうか。

ご存じの通り、最終戦は当該種目のランキング 25 位以内と、Overall で 400 点 Over の選手、そして世界選手権とジュニアのチャンピオンしか出場資格がありません。ん、世界選手権で複合の金メダルを取ると、滑降と回転の両方に出られるのですか。こいつはお得ですね。

誰ホイツ?(←

Beat FEUZ (SUI) が降りてきました。どことなく Bormio にも似た(いや、Val Gardena かも)美しいコースですが、タイムが 1:19.80 って……。いくら最終戦だからと言っても、ちょーっと短すぎるんじゃ……。

SVINDAL や CUCHE と Overall を争う Benjamin RAICH (AUT) が降りてきましたが……、板を横に振りまくりの安全第一の滑りでは + 0.73 秒も仕方なしでしょうか。最終戦は 15 位以内につけないとノーポイントなので、これまた興味深いところです。それにしても、タイミングがフィニッシュのちょいと手前で行われるように見えて仕方がないのですが、ゴールとゲートの位置がズレているのでしょうか?

どうやらホントにズレているみたいですね。珍しい形態です。あ、ランオフエリア? が確保できないから、少しゴールを手前にしたんでしょうか。

本職の方々

9 番スタートで Kurt SULZENBACHER (ITA) が出てきました。Kurt は Kristian GHEDINA (ITA) なんかと同様、生粋のダウンヒラーなんで、今日のコースはつらいでしょうね……。やはりと言うべきか、ALBRECHT (SUI) から + 1.40 秒差の暫定最下位。寂しい結果に終わりました。

で、次が Klaus KROELL (AUT) ですか……。彼も Kurt と同じくダウンヒル専門なので……嫌な世の中になったものです。結局、最後の厳しいターンを入りきれずに旗門不通過に終わりました。

盛り上がる地元の方々

しかし、こうやって見てみると、ALBRECHT (SUI) の滑りはスーパーランだったのかも知れませんね。

Cristian GREBER (AUT)……じゃなくて Christoph GRUBER (AUT) が良い滑りで降りてきました……が、ALBRECHT (SUI) から + 0.02 秒差の暫定 2 位。地元スイスの ALBRECHT のトップが守られたわけで、俄然盛り上がる観客席のお客さん。スイス国旗が憎らしいほど揺れています(笑)。

凍り付く地元の方々

おっととと……。Bruno KERNEN (SUI) が腰をつぶして転倒しちゃいましたが、よりによってネットを 2 枚突き破ってようやく止まりました。ゴールエリアの手前なので、観客席も静まりかえってしまいました。大丈夫でしょうか。あ、拍手が出ましたね。画面は暫定順位が出ているので、状況がわかりませんが……。

KERNEN ですが、結局、ヘリコプターで運ばれていきました。

寄る年波は……

さて、レース再開です。Fritz STROBL (AUT) が降りてきました。この人も、地味だけれども、もの凄くいい選手なんですが……、寄る年波は隠せないのか、最近はしばらく優勝からご無沙汰ですね。もう勝てないんでしょうか……。今回のレースでも、+ 1.21 秒差の暫定 12 位に終わりました。

「今日は意外と上手に見える」と思ったら

Aksel Lund SVINDAL (NOR) が降りてきました。中間計時ではそれなりのタイムでしたし、見ていても「今日は意外と上手に見えるなぁ」なんて思っていたのですが、終わってみれば ALBRECHT (SUI) のタイムを - 0.05 秒上回る暫定トップ! いやはや、こいつは驚きました。これで、Overall 争いで RAICH を相当リードしそうです。

手前にあるのが B ネット

PierreーEmanuele DALCIN (FRA) が、ジャンプの着地の処理をした直後にバンプにインエッジでも引っかけたか、派手に転倒していきました。B ネットの下をくぐり抜けて、"Milka" の横断幕をもくぐり抜けて行きました。おそらく A ネットに引っかかっていると思いますが……大丈夫でしょうか。前回の Kvitfjell と違って、今回はコースアウトする選手が多いですねー。

DALCIN も、ヘリコプターで運ばれていきました。しかも担架で宙ぶらりんのまま。高所恐怖症の人には、たまったものではありませんね。

僅差の 5 位(←

2006-07 シーズンのダウンヒルチャンピオンを既に決めていた Didier CUCHE (SUI) が降りてきました。かなり頑張っていたのですが、SVINDAL (NOR) から僅か + 0.10 秒差の…… 5 位(笑)。いやー、いかにこのレースが僅差だったかを物語ります。コースが短すぎるのも考え物だ、ということですね。

結局……

SVINDAL (NOR) が勝っちゃいましたね。いやー、これは Overall 争いを考えると恐ろしく大きいですね。RAICH (AUT) が 13 位で 20 ポイント……ということは、ダウンヒルだけで 80 ポイント縮めたことになります。RAICH のリードは僅か 23 ポイントになってしまったようです。

トップ 5 の結果は次の通り。

1. Aksel Lund SVINDAL (NOR) 1:18.97
2. Daniel ALBRECHT (SUI) + 0.05
3. Christoph GRUBER (AUT) + 0.07
4. Ted LIGETY (USA) + 0.09
5. Didier CUCHE (SUI) + 0.10
Hermann MAIER (AUT) + 0.10

おまけ

あ、2006-07 シーズンのダウンヒルのランキングが出ていますね。トリノオリンピックのゴールドメダリスト(と呼ぶのが少々恥ずかしい)Antoine DENERIAZ (FRA) は、あろうことか僅か 9 ポイントの 55 位。最下位は Romed BAUMANN (AUT) と Norbert HOLZKNECHT (AUT) の 1 ポイント(58 位)でした。BAUMANN も HOLZKNECHT も、たった 1 ポイントしか取っていなかったというののは、かなり意外です。

前の記事次の記事

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

最近の記事

    スポンサーリンク