2009年6月30日火曜日

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ソビエトロシアでは、ブログがあなたを見る!

 


予想よりいいペースで皆様にご来訪いただけたおかげで、本日、訪問者カウンタが 30000 を突破しました。ありがとうございます。まずはお礼の言葉を……ソビエトロシアでは、ブログがあなたを見る!(←

おおよそ、年間 10000 ペースかな、と思っていたので、予定では今年の 10/29 に 30000 超えていたらいいかな、という計算でした。

なお、ソビエトロシアでは、カルタゴがあなたを滅ぼす!

それにしても、酷い「お礼の言葉」もあったもんだな、という話ですが、その前に、今のヘッダを飾る謎の言葉についてご説明をば。


なお、ソビエトロシアでは、カルタゴがあなたを滅ぼす!」というヤツです。おそろしくナンセンスで、個人的にはとっても気に入っているのですが、これをご覧になった方の大半が「???」と思っていらっしゃるに違いないと思ったり思わなかったり……(どっちだ

ソビエトロシアでは、テレビがあなたを見張る!

「ソビエトロシアでは……」で始まるジョークは、"Russian reversal" と呼ばれるものです。和訳すると「ロシア的倒置法」となります。今までも何度か取り上げている筈なので、ご存じの方も少なくないと思いますが……。

改めて典型的なものをご紹介しますと、例えばこんなのです。

"In America, you watch TV. In Soviet Russia, TV watches you !"
(アメリカでは、あなたはテレビを見る。ソビエトロシアでは、テレビがあなたを見張る!)

つまり、単に主格と目的格を入れ替えるだけなのですが、上記の例だと、国家による監視と統制が行き届いていた(とされる)旧ソ連の暮らしとマッチする(ような気がする)ので笑える、ということになります。

ただ、このようにうまくアネクドート的な含みを持たせた文章はそう易々とは作れないので、いつしか単に、主格と目的格を入れ替えるだけの言葉遊びに成り下がってしまったようです。

ソビエトロシアでは、スミルノフがあなたを笑う!

さらに言うならば、「ロシア的倒置法」がアメリカでウケていたのは 20 年以上も前のことのようで、今ではすっかり「時代後れの笑い」になってしまっています。ヤコブ・スミルノフ(ロシア的倒置法の生みの親、とされる)も、まさか 21 世紀の日本で、自分の持ちネタが今頃になって(一部の間で)ウケている、とは思ってもいないでしょうね。

大カトーかく語りき

で、次がカルタゴについてです。これは先日の記事でちらっと書いた通り、ローマの政治家「大カトー」の持ちネタです。

マルクス・ポルキウス・カトー・ケンソリウスMarcus Porcius Cato Censorius, 紀元前 234 年 - 紀元前 149 年)は共和政ローマ期の政治家。
(Wikipedia 日本語版「マルクス・ポルキウス・カトー・ケンソリウス」より引用)

ちなみに「大カトー」と呼ばれるのは、曾孫の「小カトー」と区別するため、なのだそうです。

第二次ポエニ戦争後のカルタゴの処遇について、ローマは同盟国として扱うことを選んだが、カトーは元老院で演説を行うときに常に(全く関係無い話題であっても)「ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」と末尾に付け加えた。
(Wikipedia 日本語版「マルクス・ポルキウス・カトー・ケンソリウス」より引用)

カルタゴはフェニキア人が築いた古代都市で、今のチュニジアの首都・チュニスの近所にありました。それはさておき……

ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う

この大カトーさん、全く関係ない話題であっても、最後に「ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」と付け加えた、とされます。例えばこんな感じです。

「巨人はロッテよりも弱かった。ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」
「ちょっとだけよ、あんたも好きねぇ~。ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」
「北朝鮮に返したほうが良かった。ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」
「これは、家康公が我々豊臣恩顧の大名を試しておられるのだ。ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」
「200 メートル先、左コーナー、狭くなる。左側の岩に注意だヘニング。ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」

これ、元ネタが全部わかる人がいたらネ申です(笑)。

これからもよろしくお願いします!

つまり、もともと脈略が無くても通用する「ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う」と、これまた脈略が無いほうが面白い「ロシア的倒置法」をミックスして、しかもそもそもの定義である「主格と目的格の倒置」すらできていない、というところがミソでして……。

ともあれ、私は……じゃなくて、いつも当 Blog をご覧くださりありがとうございます。
In Soviet Russia, blog watches you !(←

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