2009年8月4日火曜日

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ロシアの大河……の支流 ~ケチ川と大カス川~

 


ロシアの大河……の支流 ~ケチ川~

シベリアの大地を南北に流れ、北極海に注ぎ込む「オビ川」と「エニセイ川」について、だらだらと Wikipedia を眺めていたのですが、ちょっと面白い記述がありました。

オビ川水系とその東のエニセイ川水系を結ぶため、オビ川の東の支流ケチ川からエニセイ川につながる運河が 19 世紀末に建設された
(Wikipedia 日本語版「オビ川」より引用)

「ケチ川」というのがなかなか日本人にはナイスなネーミングですが、それはさておき。「オビ川」と「エニセイ川」は、どっちも世界の長大河川ベスト 10 に入る大河で、それぞれ独立した水系を持つ筈なのですが、それらを結ぶ運河があったというのは初耳です。

だがしかし

しかも、続きがあってですね。

が、同時期に建設されていたシベリア鉄道に太刀打ちできずしばらくして放棄された。
(Wikipedia 日本語版「オビ川」より引用)

さすが(笑)。まぁ、これは別にソ連に限った話では無く……というか、19 世紀末ですからまだ「ソ連」は影も形もありません。

ロシアの大河……のこれまた支流 ~大カス川~

この、「しばらくして放棄された」運河について、もうちょいと見てみましょうか。

19 世紀末には、オビ川水系のケチ川とエニセイ川水系の大カス川を結ぶケチ・カス運河が建設された。
(Wikipedia 日本語版「ケチ川」より引用)※ 強調は引用者による

のぁんと、「ケチ川」と「大カス川」を結ぶ「ケチ・カス運河」ですよ(笑)。しかも、単なる「カス川」に非ず、「大カス川」と言いますから、どれほどもの凄いカスが見られるのでしょうか(←)。この絶妙なネーミング、神よツァーリを護り給えと祈念したくもなりますね(←

この運河によりケチ川はシベリアの大河である両水系を結び東西方向の交通を担う水路となるはずであったが、運河は水深が浅くて距離も長く、不便な位置にあり
(Wikipedia 日本語版「ケチ川」より引用)

まぁ、「ケチ・カス運河」ですからねぇ(←

加えて年の大半は凍結しているため、シベリア鉄道との競争に敗北し1921年に廃止された。
(Wikipedia 日本語版「ケチ川」より引用)

運河が「年の大半は凍結」ってのも……。「ダメだこりゃ」状態とでも申しましょうか。そう、名前でケチがついたカスな運河だったというわけです(←←

次回予告「ケチ・カス運河の全て」

……この「ケチ・カス運河」、どれほどダメな運河だったか、見てみたいと思いませんか?(←

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