2009年8月9日日曜日

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国際運転免許証 (International Driving Permit)

 

気づかれた方はほぼ皆無だと思いますが、実は微妙に書庫を整理したりしてました。ケチだのカスだの言っている間に、ウラでこっそりと色々やっていたわけで。

こんなん作りましたけど

さて。「自動車の話」に相応しいかどうか微妙ですが、こんなものを作りました。
ホテルに宿泊したときに手渡されるアレ(……あれ? 何て言うんでしたっけ?)のようにも見えますが、そうではなくて……。
ええ。"International Driving Permit" こと「国際運転免許証」を取ってきました。ちなみに下のシグネチャは私の名前ではありませんので念のため。

どうやら、近鉄(近畿日本鉄道) 代表取締役会長さんのサインのようです(へぇー)。

自動車社会の公用語はフランス語(←

ちなみに、中身はこんな感じです。
「運転者に関する事項」が日本語で記されていますが、同じ内容が英語、スペイン語、ロシア語、中国語、空白の 1 ページを挟んでフランス語で記されています。一見してお判りの通り、紙の質が全く違います。台紙のような分厚い紙に書かれているのは、英語ではなくフランス語です。

誰でも交付してもらえます

国際運転免許証の交付を受けるためには、特に試験などは必要なく、運転免許証・写真(タテ 5 cm × ヨコ 4 cm)、パスポート、印鑑、手数料(2,650 円)を持参して申し込めば、ものの 30 分程度で交付が受けられます。

注意点として、持ち込んだ写真がそのまま免許証写真となります。「どうせ申請用だよなぁ」と思ってヨレヨレの写真を持ち込むと、それがそのまま免許証に貼りつけられてしまうので超・要注意です。

ちなみに、窓口のお姉さんはお役所っぽいところが無く、なかなか感じの良い応対をされる人でした。交付の際に、「前にも国際免許を取得されたことがありますか?」と聞かれたので、今回が初めてである旨を伝えたところ、有効期限や返却義務について説明してくれました。あと、こんな説明資料?を手渡してくれました。
ちなみに裏面は……
ジュネーブ条約締結国(や地域)の一覧です。この国際免許でジンバブエやレソトも OK なんですね(笑)。ところで、バルバドスって中米でしたっけ?

ジュネーブ条約の謎

でも、こうやって見てみると、意外な国が含まれていません。バルト三国や旧ユーゴスラヴィアが軒並み抜けているとか、ということは独立してから日が浅い国が無いのかと思ったらグルジアとキルギスがあったり、でもカザフスタンやウズベキスタンが無いとか、確かにそうなんですが……。

というわけで、キリがいいので(そうか?)続きます。ジュネーブ条約未加入の国を探してみて下さい(←

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