2009年10月26日月曜日

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アルペン男子大回転 最終戦 レンツェルハイド(2006-07)の感想

 


Solden にて 2009-10 シーズンが開幕した今日この頃ですが、2007 年 3 月 17 日にスイスはレンツェルハイドで行われた大回転シーズン最終戦の話題などを……。レンツェルハイドですが、大回転も "Silvano BELTRAMETTI" のコースなんですね。

スタートリストとか

スタートリストですが、上位陣はまぁ順当だとして、Peter FILL (ITA) が 19 番にいるのが目を引きます(400 点ルールですよね?)。Thomas GRANDI (CAN) はとうとう 22 番まで落ちてしまったんですね……。Alessandro ROBERTO (ITA) が 26 番スタートですが、これは種目別ランキング 25 番にギリギリつけたということでしょうね。しばらく怪我かなにかで見ないシーズンが続いたので、復活お見事です。Marco BUECHEL (LIE) や Marc BERTHOD (SUI)、Jens BYGGMARK (SWE) や Erik GUAY (CAN) は、明らかに 400 点ルールで「入れてもらった」感がアリアリですが、どんな滑りを見せてくれるのでしょうか。まぁ、Buechel はもともと GS 専業だった筈なので、そんなに無様な滑りにはならないでしょうけど。

RAICH (AUT) 自爆

Overall のポイントで、Aksel Lund SVINDAL (NOR) に対して僅か 3 ポイントだけリードしている Benjamin RAICH (AUT) が出てきましたが……、途中でまさかのコースアウト。左足のインエッジを引っかけたように見えましたが、あるいは怪我でしょうか。これで Overall 争いからは大きく後退を余儀なくされた、ということですね……。

どうも、単なるコースアウトだったっぽいですね。オーバースピードでしょうか。何とも意外です。

典型的イタリアン

Massimiliano BLARDONE (ITA) が降りてきましたが……。やっぱ敏捷性高いですねこの人。大回転は天職のような気がします。それにしても、Massi って典型的なイタリアンの顔ですね(笑)。

SVINDAL (NOR) ……調子良すぎ!

Aksel Lund SVINDAL (NOR) が降りてきました。中間のラップタイムも悪くなかったですし、上体が伸び上がったりもしていなかったので、悪くないと思いましたが、1 本目は暫定トップの Blardone から +0.01 秒差の暫定 2 位。絶好調ですね……。

結局、未勝利でした

Hermann MAIER (AUT) が出てきましたが、序盤の急斜面で後傾して転倒しちゃいました。これで 2006-07 シーズンは未勝利で終わった、ということになりますね。

驚異的に無茶な滑り(←

Bode MILLER (USA) は、+1.24 秒差の暫定 7 位。解説の小田島氏の「驚異的に無茶な滑りでしたね」というひとことは正鵠を射ていますね(笑)。

「ダメでしょうこれは全然」

小田島氏の舌鋒が冴えてきます。Rainer SCHOENFELDER (AUT) が滑っているところで、第一計時の前に「ダメでしょうこれは全然」とバッサリ(笑)。うん、確かにこりゃダメですね。+2.55 秒差の暫定 11 位でした。

カナダの BoBA

Peter FILL (ITA) が、思いっきり「カナダのペーター・フィルです!」とアナウンスされて、そのままスルーされたのはさておき(さておくのか)、21 番スタートの Thomas FANARA (FRA) は良い滑りでしたね。+1.47 秒差の暫定 9 位は立派だと思います。

その他の皆さん

400 点ルールで出てきた Marc BERTHOD (SUI) が、+1.54 秒差の暫定 10 位につけました。急斜面が得意なのかも知れません。

アルペンの最終戦は、ランキング上位 25 人と Overall 400 点オーバー、そして世界ジュニア選手権のチャンピオンのみ出場できますが、大回転では Marcel HIRSCHER (AUT) という選手が出てきました。オーストリアに「マルセル」という名前は珍しいなぁ、なんて余計なことを思ったりしたのですが、タイムは +3.06 秒差の暫定 26 位でした。まぁ、こんなものでしょうか。

とは言え、Alessandro ROBERTO や Jens BYGGMARK よりは速いタイムなわけで、最下位が定位置の筈の「世界ジュニア枠」にしては上出来だ、という見方もできます。HIRSCHER は今日の開幕戦にも出てるんでしょうか。

2 本目

Erik GUAY (CAN) が Peter FILL (ITA) のタイムを塗り替えてきました。ということは、1 本目は Fill より Guay のほうが速かったということですよね。泡沫エントリー扱いしてすいませんでした(←)。満面の笑みがいいですね。そうか、Guay のメインは高速系なんで、「暫定トップ」というシチュエーションはあまり無かったのかも知れませんね。その辺でもいい気分だったのでしょうか。

続けて Rainer SCHOENFELDER (AUT) が降りてきました。キャラに似合わない「美しい滑り」は相変わらずなんですが、キレイ過ぎて速さが無いですね。結局、暫定トップの Erik GUAY にすら +0.24 秒及ばず。この結果はちょっと寂しいですよね。

初シャケ

Mario SCHEIBER (AUT) が内足転倒でシャケりました(セーフティーネット直行)。今日は初めてですね。

中年の星

中年の星、Marco BUECHEL (LIE) は、暫定トップの Alberto SCHIEPPATI (ITA) から +1.01 秒差の暫定 6 位。おつかれさまでした。

"SCHIEPPATI" の発音は難しいですね。「スキェッパティ」かなぁと思うのですが。

MOELGG (ITA) まさかの空振り?

地元スイスの Marc BERTHOD (SUI) が Schieppati のタイムをちょうど 1 秒上回るスーパーラン(2 本目単独でも暫定トップタイム)を見せた後、Manfred MOELGG (ITA) が降りてきました。本人はそこそこ手応えがあったのか、滑走しながらゴーグルを外して、雄叫びを上げつつガッツポーズするつもり満々だったのですが……、結果は暫定トップの Berthod に +0.93 秒差の暫定 2 位。2 本目単独では 15 位のタイムだったと知り、明らかにテンションが下がってました(笑)。

で、また SVINDAL (NOR) ですよ……

その後、Bode MILLER (USA) が Berthod のタイムを -0.20 秒ほど上回ったのですが、それを Aksel Lund SVINDAL (NOR) が -0.67 秒上回ってきました。残りは Blardone ひとりですから、最悪でも 2 位につけるということで……。Raich がノーポイントに終わった一方、Svindal は DH 優勝・SG 優勝に GS でも 2 位か優勝ですから、荒稼ぎですね……。

それにしても、このはしゃぎっぷり、まぁ、Raich に 77 点ないし 97 点差で残りあと 1 戦……というところが大きいのでしょうね。事実上決まったかな?

で、Svindal を下せば GS の種目別タイトルが手に入る Massimiliano BLARDONE (ITA)、やはりと言うか案の定と言うか、+0.21 秒及ばず 2 位止まり。あー、ストックを折って悔しがってます。気持ちはわかります……。んー、しかし、このレンツェルハイドに入ってから、Svindal の独り勝ち状態ですね……。

結局……

Aksel Lund SVINDAL が DH・SG に続き、まさかの 3 連勝を飾ってしまいました。ファイナルで 3 連勝なんて言うのは、ここ 10 年ほどの間には記憶にないですね。驚きです。

トップ 6 の結果は次の通り。

1. Aksel Lund SVINDAL (NOR) 2:07.82
2. Massimiliano BLARDONE (ITA) + 0.21
3. Bode MILLER (USA) + 0.67
4. Didier CUCHE (SUI) + 0.81
5. Marc BERTHOD (SUI) + 0.87
6. Kalle PALANDER (FIN) + 1.29

ちなみに、Erik GUAY (CAN) は驚きの白さ……じゃなくて 16 位で、ポイント獲得には一歩及びませんでした。

Svindal が Blardone に 36 点差をつけて、GS の種目別タイトルを決めました。これで 2005-06 シーズンには SG の、そして 2006-07 シーズンには DH と GS のタイトルを獲得したことになります。あとは SL の種目別タイトルを取れば、偉大な Kjetil Andre AAMODT (NOR) の記録に並びますね。そういえば Bode MILLER (USA) はどうでしたっけ?

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