2009年11月7日土曜日

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GS のお姉さんはできる人

 

日産パルサー

数日前から久しぶりに日本車(日産パルサー)に乗ってました。いや~……。

意外といいもんですね(えっ)。いや、要するに Peugeot 406 Coupé を車検に出していて、その代車に乗っていただけの話なんですが。中古車販売もされている自動車屋さんで「代車」として使われるということは、もう商品価値が殆ど無いということで、要するに(またか)かなーりガタが来てそうな車なんですが……。

どの辺が意外と良かったか、というと……。まずはコンパクトなこと、ですね。パルサーは 5 ナンバーですから、幅員の狭い道なんかでも離合が容易ですし、ついでに最小回転半径も小さいですから、車庫入れも簡単です。いや、「慣れたら簡単です」に訂正しておきましょう。最初は、自宅のガレージに車を入れるのに、4 回くらいやり直していましたからね。最近、運転がちょいと下手になった自覚もあったのですが、それにしても……。

踏めば走る

んで、次に良かった点ですが、やはりアクセルのレスポンスの良さですね。「ちょん」と踏めば一発でパワーが出ます。もちろん 1.5l だか 1.6l だかのエンジンなので、トップパワーは望むべくもないのですが、「踏めば即走る」というのは、やっぱり楽です。意外なくらい最初の飛び出しが元気いいので、踏み始めでちょっと力を抜き気味にしないといけないくらいでした。

裏を返すと、今乗っている 206 XS だったり 406 Coupé だったりは、いずれも踏んでからパワーが出るまでのタイムラグが相当ある、ということになります。下手をすれば 1 秒近くあるのかも知れません。理由はおそらく "Drive by Wire" のせい、だと思います。アクセルの開度を電子制御する、というヤツです。

右も左もわからない

さて、今日は 406 Coupé を引き取りに、代車を転がして行ってきました。「使用したガソリンは補充して下さい」なんて書いてあるので、いつもは補充しないのですが(←)、今日は 5 リットルほど補充して返そうかと思い立ちました。ガソリンスタンドが見つかったので、とりあえず GS の入口につけたところで、ふと気づきました。「こいつ(代車のパルサー)、給油口(左右)どっちだっけ?」と。

仕方が無いので、給油場所の手前で車を止めて、いそいそと降車して給油口の位置を確かめることに。すると GS のお姉さんが内心「何、この人」と思いながら(←)「いらっしゃいませー☆」と近づいてきました。

右も左もわからなくても客は客(←

あわてて「給油口が左右どっちかわからなかったんで……(汗)」などと言い訳を口走りながら「レギュラー 5 リッター、現金で」とお願いしました。うん、「5 リッター」というのが多少恥ずかしかったけど気にしてはいけません。

そういえば、過去にプリウスのレンタカーを借りたとき、「満タン返し」のために GS に入ったところ、なんと 3l しか入らなかった、という素晴らしい思い出もありました。

で、そんな「レギュラー 5 リッター」の客にも、GS のお姉さんはフルサービスで対応してくれました(まぁ、それが仕事なのであれば当たり前かも知れませんが)。今時ドライバー用のおしぼりまで用意してくれるところは、そう滅多にありません。右折出庫を希望したところ、きちんと誘導までしてくれました。んー、ここまでサービスして貰って 600 円ちょい、というのはちょっと気が引けます。

車重は重いがパワステは軽い

で、代車を返して、車検を終えてついでにタイヤも新品に交換した 406 Coupé に乗り換えました。さすがは車重 1.5 t のクルマです。パルサーとは比べものになりません(当たり前)。アクセルラグも相変わらずです。直前までパルサーに乗っていたので、以前よりも酷くなった印象すら覚えてしまいます。

そして、パワステがおそろしく軽いことに改めて気づかされます。車速感知式なんですが、低速域ではメチャクチャ軽いんですよ。でも、ここ最近「ちょっと重くなった?」なんて感じたりもして、慣れというものは何と恐ろしいものか、という話ですね。

GS のお姉さんはできる人

真っ先に向かったのは、さっきのガソリンスタンドでした。406 もあまりガソリンが残っていなかったので、満タンにしてもらおう、と思ったわけです。さっきは 600 円ちょいで随分と良くしてもらったので、そのお返しを……というのが大きかったわけですが。

迎えてくれたのはさっきのお姉さん。「あれ?」とも言わず、「さっきのは代車だったんですね?」と。なかなか飲み込みが早くて感心です。

更に感心したのが、給油を終えた後で「満タンとのことでしたが、ストッパーが止めたところでやめておきましたので」とのひとこと。そう、欧州車の場合、日本車のようにホントにギリギリまでガソリンを入れるのは良くないのです。理由は何故だったか忘れましたが……(←)。

「漏れる」とか「安全機構が誤作動する」とか「部品が劣化する」とか、諸説あるようですが、とりあえず良くないのは確かです。

秋ですね

さて、うちの車はほぼ最終モデルらしく、純正ホイールは BBS ではなく Speedline のものらしいのですが、こいつは結構バランスがシビアらしく、以前は *** km/h を超えたあたりで微妙なバイブレーションが出ていたのでした。今回はタイヤを全替えしたので、シェイクダウンを兼ねて南阪奈道路に繰り出してみました。結果は問題なし。もちろん数千円かけてバランスを取って貰っているので、当然と言えば当然なんですが……。

で、どーせなんでちょいと遠出でもするか、ということでとりあえず和歌山まで行ってきました。和歌山からは紀ノ川沿いを東に進んでいたのですが、さすが果物どころ、民家の軒先もこんな感じでした。
秋、ですね……。

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