2009年11月29日日曜日

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アルペン男子回転 最終戦 レンツェルハイド(2006-07)の感想

 


スイスはレンツェルハイドにて、2007 年 3 月 18 日に行われた、男子回転シーズン最終戦の感想を今更ながら……。今回も、Silvano BELTRAMETTI の名を冠したコースで行われます。

スタートリストとか

Marc BERTHOD (SUI)、Michael JANIK (CAN)、Jens BYGGMARK (SWE) が 1 番から 3 番というのは、確かに世代交代を象徴する出来事なのかもしれません。Manfred PRANGER (AUT) がしぶとく 9 番スタートに残っているのは少々驚きです。引退を決めた Thomas GRANDI (CAN) は 11 番スタート。Didier DEFAGO (SUI) が回転にも出てきましたね(本業は……あれ、何だっけ。回転じゃないのは確かなんですが)。

Marc GINI (SUI) が 19 番スタート、Reinfried HERBST (AUT) が 23 番スタート。Martin HANSSON (SWE) は何とかトップ 25 に残ったようで 24 番スタート。400 点ルールでエントリーの Peter FILL (ITA) は 26 番スタート。27 番スタートは世界ジュニア枠の Matic SKUBE (SLO) です。何と我が祖国(←)スロヴェニヤからは Skube ひとりという……。寂しい時代になりました。

手堅くて速い?

最初の 4 人ほどはスルーして……(←)、Manfred MOELGG についてですが、この人、凄くトラディショナルな滑りに見えます。Bode MILLER (USA) や Jens BYGGMARK のような「むちゃくちゃ感」が無いわけですが、それでいてそこそこタイムを出してくるので大したものですね。

ぶれない重心

Mario MATT (AUT) の滑りに見とれていたのですが、ゴールしてみれば Janik から -0.11 秒差の暫定トップ。ミスのない綺麗な滑りでした。重心が前後にぶれる、といったことが殆ど見られなかったような気がします。いい滑りです。

もの凄い「危ない滑り」

オーバーオールでトップに立つためには優勝以外無い Benjamin RAICH (AUT) が降りてきましたが……、もの凄い「危ない滑り」で Matt から -0.57 秒差の暫定トップ。一本目はこのタイムで決まりでしょう(← 言い切った)。

あ、Silvano BELTRAMETTI 本人の姿ですね……。随分とふっくらしたのは気のせいでしょうか?

意外と巧い

Didier DEFAGO のスラロームですが……、意外と巧いですね。大したものです。タイムそのものは Raich から +2.92 秒差ですが、Ligety と比較すると +0.75 秒ですからね。

教科書的な階段登行(←

Marc GINI は転倒するも階段登行で戻って +29.59 秒差。とりあえずゴールすれば 2 本目にも出られる(ですよね?)ので頑張ったようです。

その他、気になった人とか

Reinfried HERBST ですが、Raich から +1.68 秒差の暫定 9 位に飛び込んできました。これはちょっと驚異的ですね。なるほど、確かに膝が良く動いています。

Julien LIZEROUX (FRA)、タイムは +2.60 秒差ですが、滑りは悪くなかったような気が……。今後に期待です。

「おまけ」で出場している筈の Peter FILL は +2.61 秒差。解説陣も驚きのナイスランです。

2 本目

さて、2 本目ですが……。Andre MYHRER (SWE) がいい滑りを見せました。まるで振り子のようにバランスを取りながら降りてくるのは彼独特のスタイルでしょうか。2 本目は 52.14 秒で暫定トップに立ちました。

んー、Silvan ZURBRIGGEN (SUI) があっさりと 52.04 秒を出してきましたね……。

Norwegian Roulette

2 本目、暫定 4 位以内につければオーバーオールのタイトルが確定した筈の Svindal が暫定 5 位。他力本願モードに突入です。後に続く 11 名の選手のうち、誰かが失敗すればタイトル確定という、非常に面白いシチュエーションになってきました(笑)。

そんな Norwegian Roulette 状態の中、次に続いた Markus LARSSON (SWE) があっさりと Svindal のタイムを下回り、Svindal のタイトルが確定しました。何とも笑えるタイトル確定劇ですね(笑)。

ホントはもっと凄い

暫定トップにつけた Jean-Baptiste GRANGE (FRA) のことを解説陣がベタ褒めしてますね……。悪い気はしませんが(なんでだ)、本当にいい時はもっと凄い滑りをするので……なんか微妙な感じです。

52 秒を切る……

ああ、やっぱり……。Manfred MOELGG (ITA) が、かなりキレキレの滑りで降りてきました。51.99 秒で当然ながら暫定トップです。そして Mario MATT も 2 本目同タイム。暫定トップになります。

うー、Benjamin RAICH が 51.59 秒で降りてきました。最後に滑ってラップタイムですから、完全優勝でスラロームの年間タイトルも逆転で奪取しました。でも、オーバーオールはほんの僅か届かず。こうやって考えると、Raich は大回転でのノーポイントが痛かったですね……。

結果とか

トップ 6 の結果は次の通り。

1. Benjamin RAICH (AUT) 1:39.78
2. Mario MATT (AUT) + 0.97
3. Manfred MOELGG (ITA) + 1.74
4. Marc BERTHOD (SUI) + 1.92
5. Jens BYGGMARK (SWE) + 1.97
6. Jean-Baptiste GRANGE (FRA) + 2.24

3 位に入った Moelgg ですが、1.74 秒落ちで表彰台というのも、結構珍しいような気がします。しれっと 4 位につけた Berthod と 6 位に入っている Grange は、さすがと言うべきでしょうか。

ランキングとか

オーバーオールのタイトルがかかっていた Svindal は、Markus LARSSON がミスしてくれたおかげで最終 15 位。97 ポイントあったリードが 13 ポイントまで減ってしまったものの 1 位は 1 位。お見事です。

スラロームの総合獲得ポイントが出ているのですが……、Hans-Petter BURAAS (NOR) が 5 ポイントで 58 位に終わったのはさておき、Bode MILLER (USA) が何と 8 ポイントしか取れなかったという……(笑)。こーれーは……ちょっと酷すぎますね。

というわけで、ようやく 2006-07 シーズンを見終えました。これから 2007-08 シーズンを見始めます……(←

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