2010年3月8日月曜日

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「ビルマ上空いらっしゃいませ」(第十回)

 


えー……。吉川利治さんという方が書かれた「機密文書が明かすアジア太平洋戦争 泰緬鉄道」という書物を Amazon.co.jp のマーケットプレイスで入手しまして、しばらく袋に入ったまま放置していたのですが(←)、先日、一気に読み終えました。

期待通り、巻末のほうに「駅間距離」であったり「泰緬連接鐡道要図」が収録されていたりしたので、それをベースに、Google Map にトレースしてみました。

Google Map、こうやって使ってみると結構便利ですね。


クリックで超・原寸大系です。

やたらと駅のアイコンが近代的ですが、それはさておき。

線の引き方

この地図をどうやって作ったか、という話ですが、基本的には航空写真からの類推です。タンビザヤ駅からタンバヤ、あるいはタンズン駅までは、おおよそ写真からルートを辿ることができます。

タンバヤ、あるいはタンズン駅から国境のシャンガラヤ駅までは、かなり想像で線を引いています。残念ながら、写真から跡を辿るのはかなり困難でした。

「てきとーに線を引いたのか?」と言われたら、残念ながらその通りです、と答えるしか無いのですが、地勢や標高、わずかな痕跡をヒントに、それっぽいものを引いてみました。

「要図」には、どこに「永久橋」が架橋されているかが示されています。永久じゃない橋は「仮橋」……というわけでもなく、木製の簡易構造の橋のことを指したようです。


遊就館に展示されていたものを再掲しますが、試行錯誤の結果、ロンシイ駅の位置を除いて、ほぼ「要図」に準拠した形でラインをトレースできました。また、ウエガレエ駅起算で距離を計測し、駅を配置していったところ、これまた、ほぼ計算通りに配置ができました。

残りの課題

但し、アパロン駅の配置があきらかにおかしいので、「要図」に記載されているキロ程に誤りがあると思われます。どこがどう間違っているかは、さすがに現段階ではわかりません……。

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