2010年3月15日月曜日

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ベラルーシの白さの秘密

 


「見境なき珍走団」ではありません

「国境なき医師団」ならぬ「国境なき記者団」という NGO があるのですが、皆さんはご存じでしょうか。

「国境なき記者団」は毎年十月に「世界報道自由度ランキング」を発表しているのですが、2009 年は前年度首位だったノルウェーがスコア 0.00 のパーフェクトを達成、首位の座を死守しました。前年度同率首位だったアイスランドが 2.00 に、ルクセンブルグは 4.00 にスコアを下げる中、フィンランドアイルランドスウェーデンそしてデンマークがスコア 0.00 のパーフェクトを達成、相変わらず「北欧強し」との印象を全世界に与えました。

一方、スコア 0.50 で単独 6 位につけたエストニアや、2.25 で 10 位に飛び込んできたリトアニア、3.00 でオーストリアと並ぶ 13 位につけたラトビアなどの「バルト三国」は、旧ソ連でありながら高レベルの報道の自由が認められているとして評価されています。日本は 3.25 で 17 位につけ、ついにドイツやカナダを逆転するという快挙を成し遂げました。民主党政権に変わったところが好感されたのかも知れませんね。

こうなると、今年のランキングが気になるところです。

さて、下の方を見てみると、最下位の 175 位につけたのがエリトリアでした。エチオピアの紅海沿いの地域がスピンオフ(←)してできた国ですが、堂々の最下位の座をキープしてしまったようです。ビリから 2 位は、おなじみの北朝鮮です。この先はトルクメニスタン(173 位)、イラン(172 位)、ミャンマー(171 位)、キューバ(170 位)、ラオス(169 位)、中国(168 位)と続きます。

旧ソ連における報道の自由の現状

このランキングは、「自由な報道がどの程度許容されているか」ということを示すためのものですから、ある程度名の知れた国で報道への規制が強いと、どうしてもスコアが悪くなる傾向があるようです。2009 年には、ついにロシアベラルーシを抜き、153 位に落ちてしまいました(60.88 ポイント)。ちなみにベラルーシは 59.50 ポイントで 151 位でした。

ルカシェンコの専制国家・ベラルーシ

さて、ベラルーシですが、無理矢理日本語にすると「白ロシア」となります。どんな国かと言いますと……

アメリカなどの自由主義諸国との関係は良好ではなく(アメリカがベラルーシに経済制裁を科したため、2008年5月にアメリカとの国交を事実上断絶した)、イラン、ベネズエラなどの反米・左派諸国との関係が深い。隣国であるロシアとの関係も深く、ロシアとの統合を目指している。ベラルーシはアメリカの大統領であるジョージ・ウォーカー・ブッシュが定義した「悪の枢軸」の中の一国である(「悪の枢軸」は当初はイラク、イラン、北朝鮮だったが、その後拡大している)。また、コンドリーザ・ライス国務長官が定義した「専制の前線基地」の中の一国でもある。1994年以降、アレクサンドル・ルカシェンコが変わらず大統領の座に就いており、独裁国家との批判を欧米諸国から受けている。
2008年9月に行われた下院選挙では、野党勢力が議席を獲得できなかった。当初、監視団を受け入れるなど、ルカシェンコ大統領は欧米との関係改善を図ろうとしたが、選挙結果は欧米が求める民主化に疑問符がつく結果となった。
(Wikipedia 日本語版「ベラルーシ」より引用)

てな感じで、アレクサンドル・ルカシェンコの専制国家と目されています。

ベラルーシの白さの秘密

さて、ベラルーシの「白」の意味が気になる所ですが、

少なくとも16世紀にはこの地は「ベラ(白)ルーシ」と呼ばれていた。この「白」の意味するところについては定かでない。このあたりに極めて白い肌をした人々の国があるとかつて考えられていたことに由来する、方角を色で表わすルーシの習慣(白は西を示す)に由来する、などの諸説がある。
(Wikipedia 日本語版「ベラルーシ」より引用)

といったように、定説はあるようでいて存在しない、といった感じのようです。

ベラルーシの白さの真相

しかし、私はつい先日、ひょんな事から「ベラ(白)」の語源を発見しました。


ご存じ Google Map ですが、ベラルーシの領土内だけ見事に真っ白です。おそらくこれが由来では無いかと(←←

失礼しました。いや、このネタで落としたいがためにここまで引っ張ったわけ……ですけど(←

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