2010年5月22日土曜日

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ちゃんと演奏できればそれでいい、それがラテンの掟

 


あなた……の……燃える手で……

"Inno di Mameli"、あるいは「マメーリの賛歌」と言われて、「ああ、越路吹雪のアレ?」と思った方は……それは少し(いや、かなり?)思い違いをされていることになるのですが……。この「マメーリの賛歌」、別名を "Fratelli d’Italia"、日本語だと「イタリアの兄弟」、または "Il Canto degli Italiani"(「イタリア人の唱歌」)とも言います。もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、イタリアの国歌です。

ちなみに、法的には 2005 年 12 月にようやく「国歌」として定められたのだそうです。

これは「マメーリの賛歌」なのか!?

さて、Wikipedia 日本語版の「マメーリの賛歌」には、「イタリア共和国国歌の楽譜」として、次の画像にリンクが張ってあります。

(Wikimedia Commons より借用。このファイルは著作権の保護期間が満了しているためパブリックドメインの状態にあります)

楽譜が読める方は、少し口ずさんでみてください。

……お気づきでしょうか? これ、まるで違う曲のように思えてしまいます。ただ、よーく見てみると、「途中からの楽譜」になっていることに気がつきます(さっきようやく気がつきました)。こいつはちょいと紛らわしいですね……。

ちゃんと演奏できればそれでいい、それがラテンの掟

ちなみに、「"Fratelli d’Italia" 楽譜」で検索してみると、Cantorion のページが引っかかるのですが、こちらで公開されている楽譜 (PDF)は次の通りです。

(このファイルはパブリックドメインです)

この楽譜にあるのが、我々が一般的に「イタリアの国歌」として耳にしている「イタリアの兄弟」なのですが、ただ……、この楽譜、小節の区切りがおかしいような気がするのですね。この曲は、基本的には 4 分の 4 拍子ですが、私の感覚では、少なくとも 1 ヶ所は 4 分の 3 拍子になるような気がするのです。

曲に合わせて「いち」「に」「さん」「し」と節をつけてみて下さい。途中でズレてしまう筈です。

ただ……、この pdf、イタリア大使館の Web サイトからもリンクされているんですよね。イタリア人にしてみれば、「ちゃんと演奏できればいいじゃん」って事なのでしょうか。やっぱラテン系はこうでないと務まらないんでしょうかね(笑)。

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