2010年6月3日木曜日

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第 94 回インディ 500 を振り返る(しょのに)

 


というわけで、第 94 回インディ 500 の寸評を続けます。

Ryan Bryscoe (AUS)

予選 4 番手につけたのが、二人目のオーストラリア人、Ryan Bryscoe (Team Penske)。ただ、レースでは終始目立つことは無く、最後は交換直後の暖まっていないタイヤで滑ってクラッシュという、何とも冴えない結果で終わりました。

Alex Tagliani (CAN)

まさかの予選 5 番手につけたのが Alex Tagliani (FAZZT Race Team)。この人も、基本的にはロードまたはストリートが得意だと思われていたので、この位置に着けたのは周囲を驚かせていました。レースでは完走したものの、10 位に終わっています。

Scott Dixon (NZL)

2 列目アウトサイドにつけたのが、言わずと知れた Scott Dixon (Target Chip Ganassi Racing)。シリーズチャンピオンにも輝き、インディも制覇したことのあるトップドライバーですが、今回は何とラップリード無しの 5 位フィニッシュ。まぁ、それでも 5 位につけるあたりは流石ですが、チームメートのダリオが 155 周リードしたことを考えると、あまりに差が大きかったような気がします。ディクソンも、ピットアウトの際にドタバタがあったりしましたが……。

(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である Chuck Carroll 氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:
Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported ライセンス)

Graham Rahal (USA)

3 列目のインサイドに、ようやくアメリカ人が出てきました。ご存じ Bobby Rahal の息子さん、Graham Rahal (Rahal Letterman Racing) です。昨年までは Newman/Haas Racing で頑張っていましたが、今季はシートを失ってしまい、開幕数戦は Sarah Fisher Racing からエントリーしていました。結果は 12 位完走。

途中、トップのダリオの目の前をチョップ(後続車のレーシングラインの直前に自車を被せること。気流を乱すため危険な行為だとされます)したり、ちょっといただけないレーシングマナーが散見されたのが残念です。

Rahal Letterman は、2004 年に Buddy Rice が優勝した時のチームなんですよねぇ。Danica PatrickRyan Hunter-Reay がデビューしたチームでもあった筈……。あの頃の勢いはどこへ行ってしまったのでしょう。

Ed Carpenter (USA)

予選 8 番手には「婿」こと Ed Carpenter (Panther Racing) がつけました。ちなみに以前 Vision Racing でチームメートだった「孫」こと A. J. Foyt IV (A. J. Foyt Enterprises) は予選通過できず、対照的な結果となりました。婿どののレース結果は 1 周遅れの 17 位で、ちょっと残念な結果に終わりました。

武藤英紀 (JPN)

武藤英紀 (Newman Haas Racing) が 3 列目アウトサイドという好位置につけました。ただ、レースでは「ハンドリング不良」ということで 76 周で終わってしまっています。ちょっと残念ですねー。

Townsend Bell (USA)

レギュラーシートを失って久しい Townsend Bell (Sam Schmidt/Ganassi Racing) が 10 番手につけました。このチームは Chip Ganassi のジュニアチームのようなものでしょうか? レースでもかなり良いペースで走っていたので、ちょっと驚きでした。結果は 1 周遅れの 16 位完走です。

でも、タウンゼント・ベルは、昨年は 4 位完走なので、それほど驚くには値しない結果だったのかも知れません。実力はあるってことなんですよね……(資金力が無い、とか?)。

Justin Wilson (ENG)

予選 11 番手が Justin Wilson (Dreyer & Reinbold Racing) ですが……、ここまでの中でアメリカ人がたった三人というのも結構な驚きですよね(ジャスティンはイギリス人)。インディの世界もグローバル化が進んでいるということなのでしょうか。

その長身ぶりを松田秀士さんに散々ネタにされたジャスティンは 7 位で完走(11 周のラップリード込み)。かつては F1 に乗ったこともあるドライバーとして、ロードやストリートでは驚異的な強さを見せる彼ですが、スーパースピードウェイでもラップリードを取れるのですから大したものです(まぁ、インディの場合、運や偶然に左右されるところも大きいですが)。

Raphael Matos (BRA)

予選 12 位はご存じ Raphael Matos (de Ferran Dragon Racing)。昨年は Luczo Dragon Racing という名前だったのですが、今年から Gil de Ferran が加入したため、小文字で始まるチーム名になっちゃいました。マトスは昨年のルーキーイヤーも時折速さを見せていた良いドライバーですが、今年のインディではクラッシュに終わりました(ん、昨年 Vitor Meira を病院送りにしたのも彼でしたっけ?)。

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