2010年6月4日金曜日

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第 94 回インディ 500 を振り返る(しょのさん)

 


というわけで、今日も懲りずに第 94 回インディ 500 の寸評を続けます……。

13 - Mario Moraes (BRA)

4 列目インサイドからスタートしたのは Mario Moraes (KV Racing Technology)Jimmy Vasser が共同オーナーを務めるチームですが、モラエスは今年も完走できなかったですね……。昨年は 0 周、今年は 17 周ですから、このペースだとあと 12 年ほど出走すれば完走できそうです(←

14 - Davey Hamilton (USA)

Davey Hamilton (de Ferran Dragon Racing) とは懐かしい名前ですが、スタート直後に大外から Tomas Scheckter が突っ込んできたのに驚いて、ステアリングを急に切ったのが原因でルースを出してコースアウトになってしまいました。0 周リタイアというヤツです。

ポイントとして、ハミルトンは 14 番手スタートでしたが、そのハミルトンを大外から交わしたシェクターは 20 番手スタートだった、というところです。久々に「シェクター優先レーン」が見られた、ということですね。

15 - Mike Conway (ENG)

199 周目に宙を舞った Mike Conway (Dreyer & Reinbold Racing) ですが、実はラップリードが 15 周もありました。コンウェイもどちらかと言えばロードやストリートが得意な筈ですが、いいレースをしていたと思います。

16 - Marco Andretti (USA)

今から思えば、Marco Andretti (Andretti Autosport)Andretti Autosport 勢では一番予選が良かったんですね……(16 番手)。今回の 500 は、僅か 1 周とは言えラップリードもありましたし、終わってみれば 3 位ということで、殆ど目立たなかったですが結果だけはついてきたかな、という感じです。

17 - Ryan Hunter-Reay (USA)

199 周目に Mike Conway と絡んだ Ryan Hunter-Reay (Andretti Autosport)。彼はオーバルよりもロードコースでの結果を期待されての Andretti Autosport 入りだったのかな、などと思ったこともあるのですが、なかなかどうしてオーバルでもそこそこ良い走りをしますね。Andretti Autosport は、Tony Kanaan 以外は全員アメリカ人なわけで、最近では珍しい傾向です。だから勝てない……というのはちょっと言い過ぎですかね。

18 - Dan Wheldon (ENG)

「インディでは強い」と評された Dan Wheldon (Panther Racing)。今回も、気がつけばダリオのすぐ後ろで 2 位フィニッシュだと言うからおそれ入ります。ちなみに予選は 18 番手でしたから、インディの予選なんてものが如何にレースの参考にならないかということが良くわかります。そう、インディって実はフォーミュラカーを使った耐久レースなんですよね。ウェルドンは耐久をやらせても結果を出しそうな気がします。

19 - E.J. Viso (VEN)

巨大な蛇を飼っていることで知られる E.J. Viso (KV Racing Technology) ですが、レースは 139 周でリタイアでした。デビューイヤーのような危険な走りは影を潜めましたが、同時に速さも見られなくなっているようで気がかりです。HVM にいた頃のほうが良かったような……。

20 - Tomas Scheckter (ZAF)

20 番手スタートから、一瞬にして 14 番手スタートの Davey Hamilton を「食った」Tomas Scheckter (Dreyer & Reinbold Racing)。「シェクター優先レーン」が相変わらず健在だったのが見れたのは嬉しい限りです。リザルトは 1 周遅れですが、5 周のラップリードもありました。何とかしてレギュラーシートを確保してもらいたい一人です。

21 - Ana Beatriz (BRA)

開幕戦以来の出走となる Ana Beatriz (Dreyer & Reinbold Racing) ですが、さりげなく女性ドライバーで一番いいグリッドにつけたのが素晴らしいです。結果は 4 周遅れの 21 位。今年がルーキーイヤーだったと思いますが(違っていたらごめんなさい)、きちんと予選を通過して完走するあたり、なかなか大したものです。今回の 500 では、アナが 5 人目の女性ドライバーになる筈だったんですが……。

(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である Chuck Carroll 氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:
Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported ライセンス)

22 - Simona De Silvestro (SUI)

女性ドライバー 5 人の中でも、Danica を別にすれば期待度が一番高かった Simona De Silvestro (Team Stargate Worlds/HVM) ですが、結果は同一周回で 1 分遅れの 14 位。んー、こうやって見てみるととても立派な結果ですね。あんまり目立ってなかったのが残念な限りですが……。シモーナは、オーバルは今年が初めての筈なので、それを考えると期待には応えることができた、と見るべきかも知れません。次回以降のレギュラーレースも楽しみです。

(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である Manningmdb 氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:
Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported ライセンス)

23 - Danica Patrick (USA)

ご存じ Danica Patrick (Andretti Autosport) が予選 23 位。ドライバー紹介でブーイングの嵐に見舞われたのが目新しかったですね。やはりルーキーのアナやシモーナに予選順位で下回ったのが相当腹立たしかったのか、チーム批判とも取れてしまうコメントをつい口走ってしまったのだとか。確かに「車が決まっていないとタイムは出ない」のはその通りなんですが、それを「車のせいでタイムが出ない」と言ってしまうと角が立つわけで。結果は粘りのレースで第 6 位でしたが、相変わらずフラストレーションのたまるレースだったんでしょうね……。確かに、こうやって見てみると、眉間に皺を寄せていそうな表情にも見えてしまいます。

(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である Manningmdb 氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:
Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 Unported ライセンス)

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