2010年6月5日土曜日

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第 94 回インディ 500 を振り返る(しょのよん)

 


第 94 回インディ 500 に出走した 33 人と、出走できなかった 4~5 人?の話題を続けます。

24 - Bertrand Baguette (BEL)

Bertrand Baguette (Conquest Racing) はベルギー人ですが、少ないようでいて意外といるのがベルギー人レーサーでして……。古くは Jacky Ickx なんて人もいましたし、Thierry Boutsen とか Bertrand Gachot なんて人もいましたね。日本で F3(だったかな?)に出走していたこともある Eric Bachelart という人もいましたが、そう言えばこの人が Conquest Racing の創設者だったのでした。:)

あ、リザルトは 17 周遅れで完走でした。完走した中では最下位に終わっています。

25 - Bruno Junqueira (BRA)

これまた懐かしい名前が出てきました。Bruno Junqueira (FAZZT Race Team)Alex Tagliani のチームメートとして出てきましたが、結果は 7 周でクラッシュ。今回は 2005 年のような大事にはならなかったようで一安心です。

どうでもいいことですが、私、この「ジュンケイラ」という音の響きがとてもお気に入りだったりします。:)

26 - Alex Lloyd (ENG)

昨年は確か、Chip Ganassi のサブチームから参戦して、ピンク色のカラーリングが強烈だった(松田秀士さん曰く「ピンク・ロイド」とか) Alex Lloyd (Dale Coyne Racing) ですが、今年はあの Dale Coyne からの参戦となりました。予選は 26 番手と振るわなかったわけですが、決勝では驚きの 4 位フィニッシュ!ということで、大一番でいい仕事をしてくれました。

今季は Dale Coyne からレギュラーシートを掴んでいるにも拘わらず、それすら忘れられがちなロイドですが、今季の成績を見てみると 18・23・23・19・19 ですから、そりゃあ確かに忘れられても仕方がありませんね(笑)。次戦以降の活躍に期待しましょう。

27 - Mario Romancini (BRA)

9 列目アウトサイドからのスタートだった Mario Romancini (Conquest Racing)。結果は Graham Rahal のすぐ後ろで 13 位完走だったのですが、んー、彼も殆ど目立つことが無かったですねー。地味なブラジリアンです。

28 - John Andretti (USA)

今年も John Andretti (Richard Petty/Andretti Autosport) がスポットで出てきました。Davey Hamilton と同い年の 47 歳で、今回の最年長ドライバーでしたが、決勝では Dan Wheldon をブロックしたとされてドライブスルーペナルティを食らったり、かと思えばクラッシュ後のインタビューでは「オレも E.J. Viso に散々邪魔されたんだコノヤロー」と不満をぶちまけたりと、なかなかどうしようもないレースを展開していましたね(笑)。

ちなみに John は、Mario Andretti の双子の兄 Aldo の息子です。従いまして、Michael Andretti からは「従兄弟」に当たります。

29 - Sarah Fisher (USA)

Danica Patrick が出てくるまでは「女性インディカードライバー」と言えばこの人!だった Sarah Fisher (Sarah Fisher Racing)。ちなみに、サラの前には Lyn St. James という人もいましたが……(古すぎ?)。

サラの話に戻りますと、この人、昔はもっと速かったんですよねー。2002 年にはケンタッキーでポールポジションを取ったこともある位ですから、もっと上位に顔を出してもいい筈なんですが……。あ、なるほど。2005 年あたりからいったん NASCAR に転向していたんですね。それじゃあ仕方ないでしょうかね。

なお、女性ドライバーでインディ 500 に 9 回出走しているというのは最多記録なのだそうです。あ、結果ですが、あからさまに遅いなぁーと思っている間に 125 周でリタイアしていました(ハンドリング不良)。

(Wikimedia Commons より借用。この作品はパブリック ドメインとして提供されています)

30 - Vitor Meira (BRA)

誰か忘れているなぁーと思ったら、この人のことを忘れていました。Roberto MorenoFelipe Massa 以上に気の毒なブラジリアン、Vitor Meira (A.J. Foyt Enterprises) です。昨年は Raphael Matos に病院送りにされた上に、シーズンの残りを欠場する羽目になってしまった彼ですが、今回も予選 30 位にして決勝は 105 周でウォールにヒットという、何とも冴えない結果に終わってしまいました。A.J. Foyt EnterprisesCar No. 41 も予選通過に失敗していますし、いろんな意味で冴えない結果に終わりましたね……。リタイア後のインタビューでメイラが凄く萎縮していたのが気になるばかりです。

31 - 佐藤琢磨 (JPN)

今回がインディ初挑戦となる佐藤琢磨 (KV Racing Technology) ですが、Pole Day(予選初日)でクラッシュしたものの Bump Day(予選最終日)に生き残るあたり、才能か、それとも持って生まれた強運?か良くわかりませんが、大したものだと思います。2 周遅れの完走というリザルトも、まずは褒めてあげていいのではないでしょうか。F1 で速くともインディではダメ、というケースも無いわけではないですから。

32 - Sebastian Saavedra (COL)

Bump Day であの人を蹴落としたとされる Sebastian Saavedra (Bryan Herta Autosport) ですが、コロンビア出身のなんと 19 歳! 結果は 159 周でクラッシュしてしまいましたが、この年齢にして 500 に出走できているという時点で拍手もののように思えます。そしてこのチームですが、かの Bryan Herta のチームですよね。

昔々、Andretti Green Racing が「3 強」と言われていた時代もあったのですが、今から思えばハータがチームを追い出されてから、アンドレッティ・グリーン(現アンドレッティ)の凋落が始まったような気がするのですね。WRC でも富み・巻き年、じゃなくてトミ・マキネンが引退してからスバルがだんだん凋落していったのと、似たような原理があるように思えます。速さも然ることながら、マシン開発能力って大切ですよね……。

33 - Tony Kanaan (BRA)

そして、輝けるラストグリッドを占めたのが、まさかのこの人 Tony Kanaan (Andretti Autosport)。カナーンが最後尾だと聞いて、「ああ、この人もとうとう落ちるところまで落ちたのか」と一瞬勘違いしてしまったのですが、どうやらしっちゃかめっちゃかな予選をやらかした結果らしく、決勝ではスタートで「シェクター優先レーン」を経由して大幅にジャンプアップするなど、「らしい走り」を見せてくれました。リードラップこそ無かったものの、一時トップ 5 につけていたこともあったかと思います。最終リザルトはカーナンバーと同じ「11 位」でした。

ちなみに、下の写真ですが、もちろん松本人志さんでは無いので念のため。

(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である Chris "Mojo" Denbow 氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。:
Creative Commons Attribution 2.0 Generic ライセンス)

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