2011年3月5日土曜日

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「カリプソ」の真実

 


絆創膏の歴史

えー、昨日はハリー・ベラフォンテさんの人となりを語る筈が、絆創膏の歴史についてカタルは目に、じゃなくて語る羽目になってしまったので、今日こそは、と。


(Wikimedia Commons より借用。この作品の元となった写真の原著作者である Lochmann, Hans Peter 氏、およびこの作品の作者である TheCuriousGnome 氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。: クリエイティブ・コモンズAttribution-Share Alike 3.0 Germany

昨日と同じ写真ですが、気にしてはいけません。

ペリー・マッカーシーという人もいましたが

さて、そんなベラフォンテさんですが、

反体制的な過激な発言で物議をかもすことがたびたびあった。かつてはマッカーシズムによる赤狩りに巻き込まれ、「ハリウッド・ブラックリスト」に名前を連ねる事にもなった。
(Wikipedia 日本語版「ハリー・ベラフォンテ」より引用)

マッカーシズム、懐かしいですねぇ。……いや懐かしがっていてはいけないのか(←)。「赤狩り」の被害者としては、チャーリー・チャップリンあたりが有名ですね。チャップリンは赤狩りのおかげでロンリー・チャップリンに名前を変えたことでも有名です(もちろん嘘です)。

最近ではジョージ・ウォーカー・ブッシュ政権の黒人閣僚であるコリン・パウエルやコンドリーザ・ライスのことを「白人の主人に媚びる奴隷」と痛烈に批判。
(Wikipedia 日本語版「ハリー・ベラフォンテ」より引用)

くわー。個人的には、コリン・パウエルコンドリーザ・ライスを同列に扱うことにはかなり不満もあるのですが……。わたくし、コリン・パウエルと、えーと……、あのスキンヘッドのおっちゃん……、あ、そうそう。リチャード・アーミテージにはあまり悪い印象はありません(むしろ好印象があるかも)。

ソビエトロシアでは、映画が俳優を監督する!

ベラフォンテさんの話題に戻りましょう。

一方、俳優としても活躍し、多くの作品に出演している。2006年には、エミリオ・エステヴェス監督の映画『ボビー』で、老いに悩むホテルの元ドアマンを演じた。
(Wikipedia 日本語版「ハリー・ベラフォンテ」より引用)

エミリオ・エステベスというのも懐かしい名前ですが、映画監督をやってたんですねぇ。父親が Martin Sheen で、弟が Charlie Sheen なのになんで Estévez ? という疑問も出てくるわけですが、これって Estévez が本名なんですね。Charlie Sheen の本名は Carlos Irwin Estévez なんだとか。見るからにラテン系の名前ですが、ルーツはラテンアメリカではなくスペインなのだそうです。本場のラテン系ですね。

「カリプソ」の真実

さぁ、ここ数日はコピペ中心なので楽に筆が進むので良いです(←)。続いてはベラフォンテさんのお家芸だった「カリプソ」について。

カリプソ (calypso) は、20世紀に始まったカリブ海の音楽のスタイルのひとつである。イギリス領、フランス領のカリブの島々、特にトリニダード・トバゴのカーニバルで発達した音楽ジャンルである。リズムは4分の2拍子。カリブ圏内においてはもっとも波及した音楽の一つであり、レゲエのルーツの一つであるとも言われている。
(Wikipedia 日本語版「カリプソ (音楽)」より引用)

個人的には、「カリプソ」=「スティールパン」という印象が強いのですが、これはちょっと過った一般化のようですね。スティールパンの音色を耳にされたことのある方ならお判りいただけると思うのですが、あれほど透き通るように明るい音色の楽器というのも珍しいですよね。ああ、スティールパンの音が聴きたくなってきた……。

起源と特徴
アフリカ人奴隷たちがお互いに言葉が通じず、音楽でコミュニケーションをしたのが始まりである。トリニダードの宗主国がフランス、スペイン、イギリスと代わっても、これによってアフリカ人奴隷は連帯感を強めた。
(Wikipedia 日本語版「カリプソ (音楽)」より引用)

はぁ、これはまた何とも凄い話ですね。でも、もっと「えぇぇ!?」と言いたくなるような記述が続きます。

テレビもラジオもない100年以上も前から、カリプソは島にニュースを広げる方法として発展し、多くの島民がカリプソを最も信頼できる情報源であると考えた。
(Wikipedia 日本語版「カリプソ (音楽)」より引用)

……。カリプソって、所詮は音楽じゃないですか。それがどうしてニュースを広げる手段になり得たんでしょう。謎は深まります。

カリプソの歌詞は、島の生活に関連するあらゆる話題をニュースにしていたため、カリプソニアンたちは、政治腐敗に対してもはっきりと歌い、言論の自由を押し進めた。
(Wikipedia 日本語版「カリプソ (音楽)」より引用)

なるほどね。何かわかってきたような気がします。つまり、ロシアにおける「アネクドート」と、カリブ海沿岸諸国における「カリプソ」は、本質的に同じものなのだ、と。

結局イギリス当局は検閲を実施したが、それでもカリプソはなくならなかった。検閲が厳しくなるほど、比喩や暗喩を用いたり、批判の視点も鋭くなっていったためである。このようなカリプソの歌詞の攻撃的な批判性をピコン(picong)と言う。
(Wikipedia 日本語版「カリプソ (音楽)」より引用)

やはり……(笑)。アネクドートとカリプソは永遠に不滅です、ということですね。

それにしても、この上なく平和なリズムの上に平和なメロディーラインが乗っている筈の「カリプソ」というジャンルの楽曲に、こんな「批判精神」が宿っていたとは気がつきませんでした。ハリー・ベラフォンテが、時局に対する厳しい批判精神を持ち続けているのも、カリプソの歌い手としては至極当然のこと、と言えるのかも知れません。

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