2011年3月19日土曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

非アイヌ語地名の傾向と対策(番外地)「国有無番地」編

 


レッドブル飲んで頑張るぞー(ぉー)。


国有無番地(こくゆうむばんち)

えー、なぜかのっけから「非アイヌ語地名」なんですが、珍しいものを見かけたのでご紹介です。


はい、地図にも堂々と「国有無番地」と記されています。似たような語感のものとしては「網走番外地」が有名ですが、それは何かが違うような気もします(←

網走番外地』(あばしりばんがいち)は、伊藤一の小説。作者が網走刑務所で服役した経験をもとにして書かれ、1956年に出版された。1959年には日活で映画化され、1965年からは東映で高倉健主演による映画シリーズ化がなされ、18作が制作された(網走番外地 (東映)を参照)。
(Wikipedia 日本語版「網走番外地」より引用)

ふむふむ。やはり何かが違うような感じですね(←

番外地(ばんがいち)とは日本の住所表記である。正確な呼称は「国有無番地」である。
(Wikipedia 日本語版「番外地」より引用)

あれ、やっぱ関係大ありなんですね。

「地番」と「住居表示」

そもそも、日本国内における「住所」の根拠って何なんだろう、という話になるのですが、

住所を表すのに、市区町村が定めた「何丁目何番何号」という「住居表示」が現在では一般的である。この制度以前、また現在でも未実施区域では「地番」を元に住所が定められる。
(Wikipedia 日本語版「番外地」より引用)

ふむふむ、なるほど。ポイントとしては、「住居表示」が実施されていない場合は、「地番」が住所のもとになる、という点ですね。で、その「地番」とは何か、ということなのですが、

「地番」とは、法務局が登記された土地に付した番号である。
(Wikipedia 日本語版「番外地」より引用)

となります。つまり、登記によって初めて地番が付く、ということですね。では「登記」とは何か、ということになるのですが、

「不動産登記」の番号を元にした場合、国有地は「登記されない」ので当然地番がつかない。したがって、国有地の上に建つ建物にも「番地」がつかない。これは登記制度が「国が第三者の立場で権利の移転・設定の登記手続きが適法になされた事」を証明する制度であり、当事者である国が国の権利取得を証明する意味がないからである。
(Wikipedia 日本語版「番外地」より引用)

ということなのだそうです。ですので、このあたりは明治の頃?に国の所有になってから、「住居表示」なども行われることなく今に至る、ということになるのかと思います。

今週の補足トリビア

といったわけなので、

網走刑務所の「番外地」という呼び名も本来の所在地が「網走市字三眺番外地」であったものが「刑務所=娑婆と切り離された別世界」というイメージで、そこに手紙を出す受刑者の家族などによって作られたものと考えられる。
(Wikipedia 日本語版「番外地」より引用)

なるほどねぇー。健さん(誰だよ)のパブリックイメージはこうやって醸成されていったわけなのですね(←

主題歌
  • 「網走番外地」
    • 歌:高倉健
    • 作曲:山田栄一(原曲橋本国彦)
    • 作詞:タカオ・カンベ、伊藤一

同曲は日本民間放送連盟の1959年内部規定(要注意歌謡曲指定制度)に基づき、「刑務所を美化している」という理由から放送禁止指定を受けていたが、映画公開同年(1965年)にテイチクがレコード制作基準倫理委員会(レコ倫)を通さずに強硬的に発売して業界内で問題視された。その後なし崩し的に、同年にキング、1969年にテイチク、1970年にキング、1971年にクラウンから発売されたが、1972年に各社間での協議により以降レコード化しないという自主規制の取り決めが交わされ、1980年代末に同制度が廃止されるまで発売・放送不可になっていた。
(Wikipedia 日本語版「網走番外地 (東映)」より引用)

うわ、テイチクやりますね。

なお、NHKはいまだに放送できない、という指摘もある。
(Wikipedia 日本語版「網走番外地 (東映)」より引用)

あはは(笑)。相変わらず手厳しいですねぇ。

なお、原曲は1931年に橋本国彦が作曲しビクターから発売された「レヴューの踊り子」である。「網走番外地」発売時に橋本は亡くなっていたので、作曲者として名乗りを上げる事が出来なかった。
(Wikipedia 日本語版「網走番外地 (東映)」より引用)

でも、さすがにこれはどうかと……。つまり、これってあからさまな「パクリ認定」ってことですよね。これはちょっと酷い話ですね。

前の記事次の記事

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

最近の記事

    スポンサーリンク