2011年3月23日水曜日

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北海道・東北の旅 2010/夏 (81) 「すべる注意(← 」

 

「三航北国日誌」第 81 回です。根拠のない思い込みには気をつけましょう……(←

ひたすら、真っ直ぐに

この日は生憎の雨。空知地方は「雷注意報」が発表中でした。
雨の中、とっても快適な道路を進みます。
もちろん、たまにはカーブもあるわけですが、このように「これでもか!」と言っているような警告板が用意されています。
北海道の道路って、本州とは明らかにカーブの「基準」が違うんですよね。ええ、明らかにカーブそのものが少なく、しかも緩くできています。

すべる注意

これは 2008 年に撮影した摩周湖のあたりの写真(35R)ですが、こんな風に、普通に 50R や 100R でも標識に明記されていますからね。北海道の道路に慣れた人は、本州の山間部の道路を走るのは怖いんじゃないでしょうか。
ちなみにこの「すべる注意」、紹介するタイミング(時期)に気を遣います……。

この国道 452 号は、ご覧の通りの快適な道路で、また札幌から富良野への最短ルートでもあるんですが、……交通量は少ないですね。これだったらついスピードを出しすぎてしまうのも理解できます……。

あれは……何?

峠を越えて三笠市に入ると、桂沢湖まではもうすぐです。左手になにやら見えるのは……なんでしょう? 旧道の跡か、それとも森林鉄道などがあって、その遺構でしょうか?
まっすぐ進むと三笠経由で岩見沢へ。国道 452 号自体は左折して夕張の紅葉山に向かいます。左折して夕張に向かいましょう。
はい、桂沢湖にやってきました(もうちょっとマシな写真は無いのか)。
桂沢湖」は、幾春別川に造られた「桂沢ダム」によって堰き止められたダム湖です。「桂沢湖」はとても景色の良いところですが、「桂沢ダム」の隣に「新桂沢ダム」が建設される予定とのことで、「新桂沢ダム」が竣工した暁には「桂沢ダム」が水没する予定になっているのだとか。これによって「桂沢湖」の風景も、また様変わりすることになりそうです。

で、あれは……何??

ふと左手を見ると、
またしても何やら鉄橋が見えますね。これも森林鉄道の遺構だったりするのでしょうか?

……気になったので少し調べてみたのですが、確かにこのあたりに「幾春別森林鉄道」(通称?)というものが存在していたのだそうです。ただ、桂沢ダムが完成する直前の 1955 年に、全線廃止されてしまったのだとか。

ですので、ここでご紹介した橋梁群は、いずれも普通の道路橋だったようです。紛らわしい話で失礼しました(平伏)。

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