2011年4月11日月曜日

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北海道・東北の旅 2010/夏 (92) 「忍びの路」

 

「三航北国日誌」第 92 回です。Day 5 は、小樽から函館までひたすら日本海側を走る、という企画でお届けしています(企画だったのか)。

まずは余市へ

というわけで、まずは
余市を目指します。

国道 5 号は、さすがは道内唯一の一桁国道とあって、片側二車線の快適な道路が続きます。
でも、よーく見ると「この先 車線減少」と書いてありますね……。

鋭く曲がる!

車線が減少すると程なく、ちょいとレトロな感じが漂うトンネルに入ります。
途中までは普通のトンネルだったんですが……うぉっと!
いきなりトンネルの中に鋭いカーブが! まるでスプリットフィンガードファストボールのような感じです(どんなだ)。率直な話、結構事故が多いんじゃないかと想像してしまうのですが、実際の所はどうなんでしょうか?

海岸のちと長いトンネルを抜けると

そこには……重機がいました。
法定速度を十分に下回りつつ疾走しているので、これは後ろをついていくしかありませんね。

忍ぶれど、忍びの路は、何と読む?

幸いなことに、重機は忍路覆道の手前で道を譲ってくれました。
拡大すると
となるのですが、皆さん「忍路」は何と読むかご存じでしょうか?(地元民の方は間違い無くご存じでしょうが……)

ここは白黒はっきりさせるべきか(←

「忍びの路」はなおも続きます。
今度は「忍路トンネル」です。
この辺りの国道 5 号は、少し古びた感じが何ともいい味を出していますね。かつては函館と札幌を結ぶメインルートとして栄えていたのだと思いますが、鉄道は室蘭回りの「海線」にメインルートの座を奪われ、道路では中山峠越えがメインルートになった……のでしょうか。どことなく「兵どもが夢の跡」といった雰囲気がにじみ出ている……そんな感じがします。

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