2012年3月6日火曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

道東の旅 2011/春 (13) 「地方費道って?」

 

(旧)地方費道札幌稚内線

この、一見何の変哲も無い道路なんですが、実は……
札沼線の踏切を渡って国道に戻ろうとした時に、答?が見つかりました。
小雨が降る中、窓も開けずに写真を撮影しようとしたところ、この体たらくです。というわけで、ほんの少しだけ反省して、窓を開けてみました(←
ちょっとこれじゃあ見づらいので……
はい。「札幌稚内線」という、実に大胆なネーミングの踏切です。どうやらこの道は(今の国道 275 号線の旧道にあたるのですが)、もともとは大正時代に制定された「地方費道札幌稚内線」という幹線道路だったのだそうです。「地方費道」という言葉も耳慣れないですが、今で言う「道道」のようなものみたいです。

(元)宮内省鶴繁殖地

国道 275 号線に戻ると、今度は……
これも字が小さくてちょっと読みづらいですが、「元宮内省鶴繁殖地」とあります。ここは「鶴沼」という地名で、「鶴沼公園」とかがあるのですが、なるほど、こんな由来があったということなんですね。「宮内省」というのが歴史を感じさせます。

(旧)鶴沼小学校

さて、続きましては……
学校が見えます。見たところ、この大きさだと小学校かな? と思わせるのですが……。ん、何か窓に貼ってありますね。
「歴史的農機具展示施設」とあります。うーん、ということはもはや学校としては使われていない、ということなのでしょうか。「歴史的農機具」の蒐集と言えば、萱野茂さんのことが思い出されますが……。

別件で調べ物をしていたところ、http://www.maff.go.jp/j/nousin/sousei/den-haku/d_hokkaido/03_kobato/ という Web ページが見つかりました。これによると、この建物は「旧鶴沼小学校」のようです。

(問)ここは何処?

さてさて、ずーっと北北東にどっかーんと進んで、交差点をぐぐっと左折すると……(どんな擬音だ)
こんな所に到着です。さてここは何処でしょう~?

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事