2012年6月18日月曜日

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第57回「据わりの悪い文章の例」

 


2 階がギャラリーで

野付半島ネイチャーセンターの話題を続けます。中は二階建てになっているのですが、外の光をうまく取り入れる構造になっているのか、とても明るくて良い感じです。


2 階がギャラリーで、1 階がショップ・レストランになっています。今はちょうどお昼時なので、まずはレストランからでしょう、ええ。

パネル展示いろいろ

というわけで、レストラン……というか「食堂」に向かっているのですが、食堂の手前にも、いかにも「ネイチャーセンター」っぽいパネル展示が見えます。



センダイハギ

ちょっとだけ拡大しておきますと……


ふむふむ。マメ科の「センダイハギ」という花ですね。仙台なのか萩なのか……。あ、萩の月?(←

別海町の花。蝶形で明るい黄色い小花が多数つく。半島内で放牧が行われていた頃、ウシやウマが毒のあるセンダイハギやノハナショウブを食べなかったため大きな群落を形成。今でもその名残で初夏、半島を美しく彩る。
(野付半島ネイチャーセンター内展示パネルの説明文より)

毒があるんですねー。そしてそのおかげで「大きな群落を形成」ってのも面白い話です。

ハマナス

続いてはこちら。新日本海フェリーの船名としても使われている「ハマナス」についてです。


ハマナスは「バラ科」なんですねぇ。どことなくハイビスカスっぽいような雰囲気も。

砂丘に群落を作る 1m 以内の落葉低木。地下を走る葡伏枝で繁殖し、幹や枝には刺が密生する。花は大型で枝先に 2~3 個の紅色の 5 弁花をつける。花冠は広倒心臓形で芳香を放つ。
(野付半島ネイチャーセンター内展示パネルの説明文より)

……読めない単語だらけです(汗)。「葡伏枝」って何と読むのでしょう。葡萄の「葡」なので「ぶ」かな、とも思うのですが……。

エゾカンゾウ

続いてはこちら。「エゾカンゾウ」です。


エゾカンゾウは「ユリ科」の植物だそうです。

原生花園の主役を勤める多年草。根出葉は扁平で剣状をし平滑。葉の間に高さ 70cm 内外で無葉の花茎を立て、短い花序に橙黄色の花をつける。花筒にある外被片・内被片ともに同型で斜横向きに開き、先端がそり返る。
(野付半島ネイチャーセンター内展示パネルの説明文より)

「根出葉」に「花茎」「花序」「花筒」と来ました。今まで使ったことが無い単語のオンパレードです(汗)。

ノハナショウブ

「お花シリーズ」のトリを飾るのが「ノハナショウブ」です。


ノハナショウブは「アヤメ科」の植物です。菖蒲と書いて菖蒲と読みますからね(???)。

ハナショウブの原種の多年草。根茎は細かく分枝し褐色の布状のものに覆われている。葉は剣状で直立し中脈が太く隆起する。花茎は葉心から円柱状で 1m 内外の高さに直立し、茎頂に赤紫色の少数花をつける。
(野付半島ネイチャーセンター内展示パネルの説明文より)

なるほどー。

北海道遺産

ん、……別のパネルもありますね。


こちらは「北海道遺産」と「ラムサール条約」について説明がありますね。せっかくなので、それぞれ引用しておきましょうか。まずは「北海道遺産」から。

 全長 26km の日本最大の砂嘴(さし)で、擦文時代の竪穴式住居も見られる。江戸時代には国後へ渡る要所として通行屋が設けられ、北方警備の武士も駐在した。トドワラ、ナラワラの特異な景観や、春と秋に野付湾に浮かぶ打瀬舟の風景が多くの人々をひきつけている。北海シマエビ漁に用いられる打瀬舟は野付湾の風物詩として知られ、霧にかすむ舟影は幻想的。
(野付半島ネイチャーセンター内展示パネルの説明文より)

ふむふむ……。なんかちょっと変わった文章ですね。長さの問題かもしれませんが。

ラムサール条約

続いては「ラムサール条約」のほうを。

 野付半島、野付湾は、天然記念物であるタンチョウが繁殖し、オオハクチョウやコクガンなどのガンカモ類やシギ・チドリ類などの渡り鳥が多数飛来し羽を休める国際的にも重要な野生鳥類の生息地です。
 ラムサール条約とは、特に水鳥の生息地とし国際的に重要な(ママ)湿地に関する条約で、湿地の生態系を維持しつつ、そこから得られる恵みを持続的に活用することです。
(野付半島ネイチャーセンター内展示パネルの説明文より)

……。なんかこっちも据わりの悪い文章ですね(笑)。どっちもあと 30 文字ほど足りない気がします。須く名文であれとまでは言いませんが、もうちょっと改善の余地はあるんじゃないかなー。

というわけで

というわけで……


お昼ごはんをいただきましょう!

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